電源ユニットはSFXが◎
「OPHION EVO」に限らないが、Mini-ITXケースの一部は、種類豊富で安価な製品も多いATX規格に対応しているが、ケーブルの取り回しを考えると、コンパクトなSFX規格の電源ユニットが狙い目。
とくに空いた電源ユニット周りのスペースは、小型PCを組むうえで、結構大事な各種ケーブルの逃げとして使えるので、内部スペースに余裕のないケースで組む場合は一考の価値ありだ。
ストレージはNVMe M.2でキマリ
高速だが高価だったNVMe M.2 SSDだが、徐々に値下がり中。2.5インチSSDと比較すると、高価だが1TBで2万円を切りつつ、リード・ライト2000MB/secオーバーを叩き出す製品も出てきているので、予算にあわせて選ぼう。
ここでは、HDDと同じく、SSDでも定番メーカーになっているウエスタンデジタルの最新世代NVMe M.2 SSD「WD Black SN750 NVMe」の容量1TBモデル「WDS100T3X0C」を選んでいる。価格は2万9000円前後で、もうひとつの最速クラスNVMe SSDとなるSamsung「970 EVO Plus」の1TBモデル「MZ-V7S1T0B/IT」より1000円前後安くなっている。
組み立て&UHD BD視聴、そしてゲーミング!
次回は、「OPHION EVO」への各種パーツの組み込みから、UHD BDのセッティング。さらにビデオカードを追加しての、UHD BD視聴とPCゲーミングの両立を目指していこう。
※2020年9月25日追記:記事初出時、「Core i7-9700K」のステッピングはP0でしたが、第9世代CoreシリーズのステッピングがR0に変更されました。R0ステッピングではUltra HD Blu-rayが動作しない可能性がございます。ご了承ください。

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