14万2538円からで買えるリーズナブルな価格も魅力
GTX 1660Ti搭載高コスパゲーミングPC、アクセスしやすい端子配置にエアフロ―もグッド
2019年04月05日 17時00分更新
「GALLERIA XT」は、ドスパラが販売するゲーミングデスクトップパソコンだ。CPUにCore i7-8700を、GPUにGeForce GTX 1660Ti 6GBを搭載しており、性能は十分に高いうえ14万2538円からとコストパフォーマンスの高さもポイント。価格の性能のバランスがいいため、GALLERIAシリーズでもハイエンドモデルのGALLERIA XFに継ぐ2番人気なのもうなずける。
今回は、何回かにわたりGALLERIA XTの魅力をお伝えしていこう。その前に、主なスペックを紹介する。CPUとGPUは前述のとおりCore i7-8700とGeForce GTX 1660Ti(6GB GDDR6)、メモリーは8GB×1、ストレージが500GB SSDと1TB HDDのデュアルドライブ構成となっている。
まずは外観を中心に、インターフェースの豊富さなどによる使い勝手のよさをお伝えしたい。
冷却効果を高める計算されたエアフロー
ゲーミングパソコンは、高性能な分、排熱は気になるポイントとなるが、GALLERIA XTはエアフローについてもこだわっている。前面と底面から吸気し上面と後面から排気するという、ケース内を対角線上に空気が流れさせることで冷却効率を高めている。さらに、左側面にはCPUやビデオカードへ向けた吸気が行なえる空気孔があり、ハイエンドな構成でも効率よく冷やしてくれる。ここには、オプションでファンを付けることが可能。右側面にはマザーボードを直接冷却するための空気取り入れ口があるので、熱によるパーツの劣化を極力おさえてくれる。
フロントパネルにメモリーカードスロットなど搭載でアクセスしやすい
フロントには、給気口の上に各種インターフェースが並んでいる。左から、USB 3.0×2、SDカードリーダーはSDとMicro SD用をそれぞれ搭載。さらにマイク入力端子、ヘッドフォン端子、リセットボタン、電源ボタンが並ぶ。メモリカードスロットが簡単にアクセスできるところに配置されているのは、本当に便利である。
手軽に拡張できる内部ベイ
ケース内部には、5インチベイが5つもあり、光学ドライブだけでなくファンコントローラーやUSB端子増設パーツなど、幅広い活用ができそうだ。
3.5インチシャドウベイは、ネジを使わずトレーにHDDやSSDを載せて挿入するだけで増設が行なえるスクリューレスタイプ。しかもそれが5スロットも備わっているので、手軽でありながら幅広い拡張性を実現している。
ここまで紹介したとおり、使い勝手が良く拡張性も高いケースを採用しているモデルなので、初心者から上級者まで幅広くオススメできる。GALLERIA XTはシリーズではミドルクラスくらいのポジションではあるが、コストパフォーマンスが良いのでまずはこれを購入し、あとからサイフやプレイしたいゲームに合わせてパーツの増設・交換を行なっていくという使い方は十分アリだろう。次回はベンチマークでGALLERIA XTのパワーを紹介する。
GALLERIA XTの主なスペック | |
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CPU | Core i7-8700(6コア/12スレッド、3.20GHz) |
グラフィックス | GeForce GTX 1660Ti(6GB GDDR6) |
チップセット | Intel H370 Express(ATX) |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 500GB SSD+1TB HDD |
光学ドライブ | ー |
インターフェース | PS/2コネクター、HDMI出力×2、DVI-D出力×2、D-Sub15ピン×1、USB 2.0×2、USB 3.0×2、USB 3.1 Gen1×2、USB 3.1 Gen2(Type-A)×2、ライン出力×2、ライン入力×1、マイク出力×2、有線LAN端子ほか |
電源 | 500W(80PLUS BRONZE) |
サイズ/重量 | およそ幅207×奥行520.7×高さ450.2mm |
OS | Windows 10 Home 64ビット |