楽天モバイルは、10月に予定している自社ネットワークでのサービス提供に合わせて、ユーザーの回線を順次移行していく旨を公表している。
3月14日以降に新規で申し込んだユーザーについては、10月以降に自社回線用のSIMを順次送付。ユーザーに交換をお願いする。ただし、交換しない場合でもMVNOでの継続しての利用は可能とする。なお、料金プランや最低利用期間は新SIMでも継続される。実際の送付時期や手続きなどはあらためて案内するとのこと。既存のユーザーへの対応についても同様で、あらためての案内となる。
また、楽天モバイルで販売した端末のうち、自社回線での対応製品一覧も公表されている。対応機種はシャープの「AQUOS R2 compact」「AQUOS R2 compact」「AQUOS sense2」「AQUOS sense plus」「AQUOS sense lite」、ファーウェイ「HUAWEI nova lite 3」、OPPO「AX7」「R17 Pro」「Find X」、NECプラットフォームズのルーター「Aterm MR05LN」の10製品で、そのほかは非対応。
楽天は10月に第4のキャリア(MNO)として、自社ネットワークでのサービスを開始。当面は全国レベルでのエリア展開には課題が残りそうだが、東京/大阪/名古屋などの混雑エリア以外ではauネットワークにローミング接続する予定になっている(最長で2026年末までの予定)。