ハイスペックなAndroid Oneが登場!
今回レビューするスマホはY!mobileからリリースされている「Android One X5」だ。Android Oneとは、発売から24ヵ月間に1回以上のOSアップデートを保証し、セキュリティーアップデートは毎月行なわれるというAndroidスマートフォン。Googleブランドで発売され、AndroidのシンプルなUIで、標準アプリだけをプリインストールするという、わかりやすさもセールスポイントとしている。
日本ではY!mobileだけが取り扱い、ミドルクラスのモデルが中心だったのだが、Android One X5はLGエレクトロニクス製で、Snapdragon 835(MSM8988)を搭載するハイエンドモデルだ。
Android One X5の一括払い価格は8万3484円。結構な価格ではあるが、2年間の月額割引(月額1512円)が適用され、さらに1年間は「ワンキュッパ割」(月額1080円)もあるので、実質負担金は3万4236円。Y!mobileは3大キャリアよりも料金が安いこともあり、毎月のランニングコストは比較的安く抑えられるはずだ。
大画面ながら、持ちやすいサイズ感
Android One X5の画面サイズは6.1型。アスペクト比は19.5:9で、解像度は3120×1440ドット。他メーカー製品も含め、現在購入できるスマホの中でもトップクラスの高精細ディスプレーといっていいだろう。実際に、ディスプレーの描写力は高く、写真を表示した際には細部までキレイに見えて、ウェブページや地図上の小さな文字もクッキリと表示される。
ディスプレーの上部は、昨今のトレンドであるノッチ(切り欠き)があり、そこにインカメラと受話口を搭載。左右のベゼルは2mmほどあるのだが、ボディー幅は約72mmに抑えて、持ちやすいサイズ感を実現している。
カラーバリエーションはニューモロッカンブルーとミステックホワイトの2色から選べる。筆者が試用したのはニューモロッカンブルーだが、背面パネルは微細な研磨が施されて、落ち着いた光沢を放つ。サラサラとした手触りが心地よく、指紋も付着しにくい。手にしただけでハイエンドモデルであることを、すぐに実感できる仕上がりだ。
背面には約1600万画素のカメラと、指紋センサーを搭載。電源ボタンは右側、音量ボタンは左側という配置で、底部にはType-CのUSBポートのほか、独立したイヤフォンジャックも備えている。
この連載の記事
-
第517回
スマホ
安く買えて普段使いに問題なし! バランスが良いオススメのミドルレンジスマホ3選 -
第516回
スマホ
カメラやAIの性能に違いはあるのか? Xiaomi 14Tと14T Proを使い比べてみた -
第515回
スマホ
日本発売が決定した可変絞りカメラ搭載のハイエンドスマホ「nubia Z70 Ultra」速攻チェック -
第514回
スマホ
2人同時に音楽を楽しめる青春スマホ「nubia Music」に新しい可能性をを見た -
第513回
スマホ
4万円で買えるゲーミングスマホも! コスパに優れたデザインスマホ「realme 13」シリーズがアツイ! -
第513回
スマホ
100倍望遠が実用的なスマホ「vivo X200 Pro」はカメラ性能が変わらず最強だった -
第512回
スマホ
ツァイスカメラ搭載のスマホ「vivo V40」は可変色LEDライトでポートレート撮影も得意 -
第511回
スマホ
価格も性能も妥協したくない人にオススメの王道ハイエンドスマホ3選 -
第510回
スマホ
スマホは高くない! 2万円台で買えるオススメ格安エントリースマホ4選 -
第509回
スマホ
着せ替えスマホ「CMF Phone 1」はカスタマイズが楽しいが実用面での弱点もあり -
第508回
スマホ
たたんでも極薄9.2mm! 世界最薄折りたたみスマホ「HONOR Magic V3」を試す - この連載の一覧へ