このページの本文へ

RyzenゲーミングPC“松竹梅”、第一弾はAPUでお手頃価格の【梅】編

ゲームも遊べるRyzen Gで組むパーツ構成6万円アンダーPC

2019年01月30日 11時00分更新

文● 藤田 忠

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ミドルゲーム

 続いては「ファイナルファンタジーXIV」をはじめとしたミドルゲームに進んでいこう。

「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター ベンチマーク」。1280×720ドットだが、「標準品質(デスクトップPC)」で、「非常に快適」指標をゲット

1920×1080ドットでも、「快適」指標になっている

「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター ベンチマーク」計測時の平均フレームレート

「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター ベンチマーク」は、1280×720ドットの低解像度になるが、平均フレームレート53.26fpsを記録している。序盤なら問題ないが、討伐戦やレイド戦までにはグラフィックボードを追加したいところ。

フォートナイトをフルHDでプレイ

 無料で遊べる人気FPSゲームの「フォートナイト」は、解像度1920×1080ドットでのゲームプレイを目指した。ゲーム中のフレームレートは、MSIのGPUツール「Afterburner」を使用して、120秒間プレイした際のMin、Avg、Maxを計測している。

無料で遊べる人気FPSゲーム「フォートナイト」。解像度1920×1080ドットでのプレイを目指すと、描画品質は「低」になった

「フォートナイト」のフレームレート。解像度を1600×900ドットに下げた状態も計測

「フォートナイト」の描画品質は「低」をベースに、描画距離のみ「中」に変更した状態でプレイすると、解像度1920×1080ドットで平均フレームレート66.5fpsを記録した。ただ、最小値は60fpsを切ってしまうため、解像度を1600×900ドットまで下げると、60fpsオーバーを維持できた。シーンで異なるが、今回の構成でおおむね60fpsを維持できると言える。

「オーバーウォッチ」も1600×900ドットでプレイ

 続いては、「オーバーウォッチ」を試していこう。「フォートナイト」と同じく、ローエンドGPUでも遊べるゲームタイトルだが、FPSゲームなのでフレームレートはなるべく60fpsを目指したい。

 計測はMSI「Afterburner」を使用して、120秒間プレイした際のMin、Avg、Maxを計測している。

「オーバーウォッチ」。描画品質「低」でプレイだ

「オーバーウォッチ」のフレームレート

 描画品質「低」の1920×1080ドット(レンダー・スケール 100%)で、最小フレームレートが60fpsを切り、解像度を1600×900ドットまで下げることで60fpsオーバーでのプレイが可能だった。

最後は「レインボーシックス シージ」を試す

 ゲーミングチェックの〆は、こちらも非常に人気のある「レインボーシックス シージ」だ。2015年に発売された対戦タイプのFPSだが、今なお新規のプレイヤーが増え続けている鉄板タイトルになる。

 フレームレートの計測は内蔵ベンチマークを、描画品質「低」、解像度1920×1080ドット、1600×900ドットで実行している。フレームレートはテストのなかで比較的重たい「エントランス」の結果をまとめている。

eスポーツでも定番の「レインボーシックス シージ」。フレームレートを優先して描画品質は「低」に設定だ

「レインボーシックス シージ」のフレームレート

 ここまでのFPSゲームと同じく、解像度1920×1080ドットだと最小フレームレート60fpsを切ってしまうが、1600×900ドットなら最小62.5fps、平均85fpsを記録している。トッププレイヤーを目指すなら、のちのちグラフィックボードを搭載したいが、「Ryzen 5 2400G」搭載PCでも、問題なくパフォーマンスを発揮しているのは、これからはじめてみようかなと思っている人にはうれしいところ。

カテゴリートップへ