いつかは弾薬箱をカートリッジで満タンにしたい
ブローニングM2用の12.7mm弾の場合、薬莢の長さが99mmなので12.7×99mm弾と呼ばれ、弾頭を含めた全長は138mmあります。拳銃の弾はこれに比べるとはるかに小さく、例えば『ルパン三世』に登場する次元大介の愛銃のS&W M19で発射できる.357マグナム弾の直径は約9.1mmで、12.7mm弾の7割ぐらいの太さしかありません。
薬莢の長さに至っては33mmと3分の1だし、弾頭が短いので全長は3分の1にも満たない40mmです。このサイズからも12.7mm弾がいかに強力かがわかりますよね。雷管の大きさも弾のサイズによって当然異なり、拳銃弾では直径4.5mmほどですが12.7mm弾では8mmあります。
引き金を引くと撃鉄が雷管の真ん中を強打し、その衝撃で中に入れられた点火薬が発火、穴をとおって薬莢内の火薬に着火します。撃鉄はものすごい力で引っ叩くため当たった部分が凹み、薬莢のお尻を見れば使用済みかどうかがわかります。
使用済みの薬莢は空薬莢としてそのまま売られたり、弾頭をセットしてダミーカートリッジとして販売されてたりしています。
せっかく弾薬箱を買ったのだから中身もほしいところですが、このダミーカートリッジが結構高くて、1個1500円ぐらいします。100発だとなんと15万円。とてもサクっと買える金額ではありません。
そもそもそんなに大量に売られていることも少なくて、ショップやイベントなどで見かけるのも10個程度がほとんどです。でもいつかは満タンにしたい。ということで一気に買えないものの、見つけたときにチマチマと数個ずつ買い足しています。
手元にあるリンクで繋がったダミーカートリッジを数えてみたら、43個ありました。そのほか先日バラで購入した物が10個あるので全部で53個。ここまで3年ぐらいかかってるんですがようやく半分です。先は長いですね。
汚れているものやピカピカなものなど程度はまちまち。弾頭の形や色も何種類かある感じです。できれば揃えたいところですが贅沢は言えません。
ダミーカートリッジはM9リンクで繋がった状態で売られていることもありますが、よく見かけるのは単体での販売です。これまで集めたのも半分以上はバラ売りでした。弾薬箱に入れるにはリンクで繋がないといけないので、リンクだけは先に買ってあります。
イベントでM9リンクが売られていたので何個あるか聞いたら、何個かわかんないけど全部持って行ってよと言われ、ずいぶん安く譲っていただきました。弾を繋ぐだけならそんなにいらないんですが、発射後リンクは薬莢から外れて落ちるので、ハンヴィーの中にバラまいておくのもいいかなと思って全部買いしました。
次回はダミーカートリッジをもう少し詳しくご紹介したいと思います。
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