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コミュニケーションツールによって絵文字の捉え方が異なるという結果に

ビジネスチャットの絵文字使用、半数以上が肯定

2018年12月27日 17時00分更新

文● 市川

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 ヌーラボは12月26日、プロジェクト管理ツール「Backlog」ユーザーを対象とした「ビジネスコミュニケーションにおける絵文字の使用に関する意識調査」の結果を報告した。

 ビジネスコミュニケーションにおける絵文字の使用に関する意識調査は、メールとビジネスチャットで絵文字を使用することに関する考えや、絵文字の使用を許容できるかどうかを明らかにしたもの。

 まず、連絡手段に用いるツールによって絵文字使用の印象が変わることがわかった。メールにおける絵文字使用については、29.6%が「絵文字を使用すべきでない」と答えている。一方、ビジネスチャットの場合は57.7%が「絵文字を使用すべき」と答えており、絵文字はメールよりもチャットで受け入れられていることがわかる。

ビジネスコミュニケーションで絵文字を使用すべきと答えた割合は、30代がもっとも多い

絵文字を使用すべきでないと答えた割合は、60代がもっとも高い

絵文字を使用することに興味のないと答えた割合は、24歳までの世代が高い

 続いて、絵文字使用について年代別に調査した結果、30代は絵文字使用に積極的で、50代以上は否定的であることが判明した。さらに絵文字に無関心な割合については24歳までがもっと高く、「文章と絵文字の組み合わせに古さを感じる」との意見が複数あったという。

 ビジネスコミュニケーションにおける絵文字使用については、受け取り手の解釈に差があることを理解し、TPOで絵文字を使い分けたり、お互いの価値観を許容し合ったりすることが重要であるとしている。

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