時代の変化とともにテクノロジーの発達でさまざまな時短ツールが生み出されてきました。その代表例は、iPhoneやAndroidをはじめとする「スマホ」です。お店に行かなくても買い物ができたり、わからないことがあればその場で検索して解決できたりと、これまで時間がかかっていたあらゆることが片手で実現できるわけです。
なにもデジタルデバイスだけが時短ツールというわけではなく、洗濯機や食洗機、電子レンジなどの家電も立派な時短ツールです。そして最近ではここにロボット掃除機が加わり、少しずつですが導入している家庭が増えてきています。今は海外メーカーだけでなく国内からもロボット掃除機が発売されており、市場が盛り上がりつつある状況です。
ただ、ロボット掃除機を導入するにあたり価格や性能、部屋の大きさなど多くのハードルが存在するのも事実。気になってはいるけど本当に時短になるのか疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、一人暮らしの僕が実際にロボット掃除機を導入して有効性を検証してみることにしました。
iRobot「ルンバe5」で検証
シャープや東芝、パナソニック、ダイソン、Anker、Sharkなどたくさんのロボット掃除機がありますが、おそらく誰もがロボット掃除機と聞いて最初にイメージするのが「ルンバ」なのではないでしょうか。
というわけで、10月に発売された最新モデル「ルンバe5」を導入してみました。
ちなみにルンバには、カメラセンサーがついたハイエンドモデル「900シリーズ」、最低限の機能がついた低価格モデル「600シリーズ」があり、今回のe5は中間の位置付けであるもののハイエンドモデルにより近い性能を持ちつつ価格の抑えたモデルとなります。直販価格は5万3870円。
典型的な1Kアパートで導入
自宅は、床がフローリングタイプのよくある1K木造アパートです。
はじめにロボット掃除機を導入した理由を説明しておくと、まず掃除箇所が部屋だけならおそらく買っていなかったと思います。大きさにもよりますが、一部屋なら今使っているスティック型掃除機で十分だと思うからです。ですが今回は玄関から部屋までの通路と、途中にあるキッチンの床すべてがフローリングかつ段差がないため、ロボット掃除機の導入に向いていると感じ思い切って導入してみることにしました。
一回の掃除で玄関先の通路からキッチン、そして部屋まですべて自動でやってくれるとなればかなりの時短に繋がるはずです。使う前からワクワクが止まりません!