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自販機でドッグフードのサンプリング!? 驚く発想が注目を集めた

自販機の未来のためアイデアソンをダイドードリンコが開催

2018年12月25日 17時00分更新

文● 飯島 範久 撮影●高橋 智 編集●ナベコ

提供: ダイドードリンコ

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2つのチームに分かれて
アイデアを出し合う

 今回、これまでダイドードリンコとはまったく関わったことのないエンジニアたちを呼び、2つのチームに分かれてもらった。各チームには一人ずつダイドードリンコ社員も参加。お互いの面識はないため、まずは自己紹介。新しい出会いで、みな高揚した雰囲気だ。

 さて、今回のチームわけは以下の通り。

●Aチーム

左からフェンリルの高田直幸さん、iplugの阿部さん、ダイドードリンコの中田さん、akippa の中村さん、ロックオンの奥さん

・i-plug サービス開発部 プロダクトUXチーム
 阿部夏希さん
(事業内容:新卒採用「OfferBox」の開発、運営など)

・akippa 開発チーム ディレクター
 中村勇也さん
(事業内容:駐車場予約アプリ「akippa」の開発、運営など)

・フェンリル R&D部 エンジニア
 高田直幸さん
(事業内容:ソフトウェアのデザイン、開発。代表的なプロダクトはウェブブラウザ「Sleipnir」など)

・ロックオン EC-CUBE事業部
 奥 清隆さん
(事業内容:マーケティングプラットフォーム「アドエビス」、ECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」などの開発、提供)

・ダイドードリンコ 経営戦略部 事業開発グループ リーダー
 中田斉司さん

●Bチーム

左からダイドードリンコの西さん、akippaの水谷さん、ANIMAの西田さん、ロックオンの三原俊介さん

・akippa 開発チーム デザイナー
 水谷遼さん
(事業内容:駐車場予約アプリ「akippa」の開発、運営など)

・ANIMA 代表取締役
 西田陽介さん
(事業内容:犬アプリ「いぬノート」の開発、運用など)

・ロックオン 開発部 みらい基盤課 兼 モノづくりとコミュニケーションの創造空間「ロックオフ」館長
 三原俊介さん
(事業内容:マーケティングプラットフォーム「アドエビス」、ECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」などの開発、提供)

・ダイドードリンコ 経営戦略部 事業開発グループ アシスタントマネージャー
 西 佑介さん

ステップ1
付箋紙に思いついたままを書いていく

 自己紹介が終わったところで、早速課題に入る。1つ目の課題は「注目しているテクノロジーやトレンドなどのキーワードは?」

 制限時間は5分。その間、各人が思いつくままにキーワードを付箋紙に書いてホワイトボードに貼り付けていく。ここでのポイントは、自販機や飲料にこだわらないこと。あくまで自販機に関係なく、今流行っていること、自分が得意なことなど、幅広いジャンルのキーワードを出すのがベストだ。

最初は、「注目しているテクノロジーやトレンドなどのキーワードは?」というお題。自販機に関係なくとも、最近に気になっていることをどんどん書いていくことがポイントだそう。

 続いての課題は「自販機ってなんだろう?」

 自販機に対して、これまで経験したこと、体験したこと、いいこと、悪いこと、要望など、どんなことでもいいので、自販機に対する思いを付箋紙に書き込む。これも制限時間は同じく5分間。

「自販機ってなんだろう?」というお題に対して、漠然とした印象でもいいので書いていく

 こちらの課題は結構難しかったようで、両チームとも昔の思い出を語る場面が多く、書き出されたものは単語というよりは文章が多く見受けられた。また、チーム内で盛り上がったり、参加者同士の一体感が生まれたように見ていて感じた。

徐々に参加者同士の一体感が生まれてきたようだった

書いた付箋をホワイトボードに貼る

 2つの課題に対するワードが揃ったところで、今度は出たワードから気になったものを選ぶという過程だ。チームごとに「どんな自販機があるといいか」に結びつくワードの絞り込みとなる。

 見ていると、それぞれが自分の意見を主張しつつも、ディスカッションしながら絞り込んでいく様子だった。こういったコミュニケーションがより良いアイデアの創発につながるのだろう。

各自が貼った付箋を見て、気になったものに点をつけて選んでいく

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