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板谷峠のトンネルがエリア化 東北新幹線は八戸駅まで

2018年12月17日 16時30分更新

文● 二子/ASCII編集部

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 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(Y!mobileを含む)の3社は、東北新幹線「八戸駅(手前)~八戸駅」間、山形新幹線(山形線)「板谷駅~峠駅」間のトンネル内で携帯電話のエリア化を果たしたことを発表した。12月27日のサービス開始予定。

 トンネルなどの構築物で電波が遮蔽されているエリアについては、国の方針により「電波遮蔽対策事業」として事業費の一部が補助金が交付されたうえで工事が進められている。

 今回のサービス開始で、東北新幹線については「東京駅~八戸駅」間についてエリア化が実現されたことになる。八甲田トンネルを初め、新青森駅前までのエリア化作業も現在進められている。

 山形新幹線については、福島県の庭坂駅より西、板谷峠前後は特に山深いこともあり、地上区間も含めて、長時間携帯エリア外が続く地域となっている。山形県内からも板谷峠トンネル構想とともに、携帯電話エリア化が以前から要望されているが、トンネル以外についてはいまだ工事は未実施とされる。

 上越新幹線は年度内に「上毛高原駅~越後湯沢駅」間、「長岡駅(手前)~長岡駅」間がエリア化予定。北陸新幹線も年度内に「上田駅(手前)~飯山駅」間がエリア化予定で、「飯山駅~上越妙高駅」間もすでに工事中とのこと。


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