コンパクトなタワー/ラック型を用意
セキュリティーを強化した中堅・中小企業向けのサーバー「HPE ProLiant ML30/DL20 Gen10」
2018年12月03日 18時55分更新
日本ヒューレット・パッカードは11月29日、中堅・中小企業向けのサーバー製品「HPE ProLiant ML30 Gen10」と「HPE ProLiant DL20 Gen10」を発売した。システム導入検討をスピードアップできるオンライン構成支援ツールやキャンペーンなど、中小・中堅企業向けの支援策をあわせて発表している。
HPE ProLiant ML30 Gen10はエンタープライズクラスの機能を備えたコンパクトなタワー型サーバー。中小企業やリモートオフィス、ブランチオフィスに向け、手頃な価格と高い信頼性やセキュリティー、管理性を実現したという。ファイルサーバーや仮想化、および多機能ユースケースの実行に適している。価格は13万3000円から。
HPE ProLiant DL20 Gen10はコンパクトで汎用性の高いラック型サーバー。奥行き42cmとラック型サーバーとして最小クラスのサイズながら90TB SSDストレージを搭載可能など拡張性も優れる。冗長電源やRAIDなど十分な可用性を備えており、ウェブサーバーや中小規模のデータセンター、エッジサーバーや組み込み用途にも適している。価格は16万円から(価格はいずれも税別)。
HPE Gen10サーバー共通の管理チップやiLO 5による「HPE Silicon Root of Trust」を標準装備。OS稼働中にも動作を止めることなくファームウェアの改ざんを検知し、修正するセキュリティー機能を提供。また、環境対応も強化しており、40度、45度での稼働をサポートすることによる消費電力低減(ASHRAE A3、 A4準拠)などが期待できるという。
HPでは、中小・中堅企業向けのサーバー、ストレージ、ネットワーク、サービス&サポート製品を掲載したオンラインツール「iQuote」を提供しており、導入の検討をサポート。また、オンラインストアHPE DirectPlusにて12月3日~2019年3月29日までの期間中は最大30%引きの特別価格となるキャンペーンを開催している。