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品質も性能もワンランク上となるハイエンドプレミアムPCに新モデル!

第9世代となるCore i9-9900Kを搭載した「Premium-Line Z390FD」

2018年11月28日 19時00分更新

文● 宮里圭介 ●編集 ジサトラカクッチ

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GeForece RTXの新機能を使った、「DLSS」をちょっとだけ体験

 GeForce RTXシリーズは高度な3D性能はもちろんなのだが、それ以上に注目されているのが新機能となる「RT Core」と「Tensor Core」の存在だろう。

 「RT Core」はリアルタイムレイトレーシングを実現する機能で、光の進路を考慮して画面をレンダリングするため、画面外の物体の映り込みなど、よりリアルな描画を可能とするものだ。ディテールが上がることにより、よりリアルな、没入感の高い画面でゲームが遊べるようになる。ARと組み合わせて、現実との境界を意識させないという使い方もできそうだ。

 「Tensor Core」はディープラーニングを使ってより自然なジャギーの除去、つまりアンチエイリアスの「DLSS」(Deep Learning Super Sampling)が実現できる機能だ。ゲームタイトルによって最適な方法を自動的に適用することにより、従来よりも自然で美しく、しかも低負荷でのアンチエイリアスができるようになる。

 どちらの機能も対応するタイトルがほとんど出ていない状況なので、今すぐにフル活用できるというものではないが、将来性を考えるのであれば、GeForce RTXシリーズを選んでおくのがよさそうだ。

 ところがつい先日、FF15ベンチがこの「DLSS」に対応したとのことなので、さっそく試してみた。まずは純粋にスコアの比較から。なお、DLSSが使えるのは4K解像度設定の時のみとなっているため、品質は標準からアンチエイリアスのみを変更したカスタム設定で試している。

FF15ベンチの品質設定でカスタムを選ぶと、「NVIDIA」用の設定が5つほど選べるようになっている。今回はこのうち「NVIDIA DLSS」をオン、オフ(TAA)した場合で試してみた。

DLSSをオフにした場合、つまり従来のアンチエイリアスと同じ「TAA」を採用した場合のスコアは5437。評価は「やや快適」となった。

DLSSをオンにした場合は負荷が軽くなり、スコアが7141へと大きくアップ。評価もあがり、4Kでありながら「快適」となった。

 DLSSの負荷が軽いという話は本物で、標準のTAAと比べスコアが約1.3倍も増加。評価も「やや快適」から「快適」へと変化しており、これなら体感レベルで高速化しているのがわかるだろう。

 肝心の画質はどうなのか気になったので、ベンチマーク中の画面をキャプチャーして比較してみたところ、明らかにDLSSの方が美しく表示されていることが確認できた。ただし、4Kディスプレーが用意できなかったため、テスト設定は4Kではあるものの、実際に表示しているのはフルHDに縮小したものだ。4Kネイティブではまた違った結果になるかもしれないが、その点を考慮しても明らかにDLSSの方がキレイだ。

車のドア部分、直線部分を拡大したもの。上がTAAで下がDLSS。ジャギーが少なく、より滑らかになっているのがよくわかる。

髪の毛の表現ではTAAはドットが目立ち、うまく補正できてないのだが、DLSSでは細部までディテールを落とさないまま滑らかになっている。車のシート部分も滑らかだ。

 軽くなっているうえに表示が滑らか、しかもドットが目立たなく自然な表示になっていることが確認できた。それでいてDLSSのほうが軽いというのだから、いいことずくめ。今後、多くのゲームが対応してくると考えられるだけに、今ならGeForce RTXを選んでおくのは悪くない先行投資だろう。

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