このページの本文へ

仕事に差がつく!阿久津良和「Office 365のスゴ技」 ― 第50回

2018年11月提供予定のOffice 365新機能を先取り解説

パワポに手書きの箇条書きリストやフローチャートを清書してくれる新機能

2018年10月23日 13時00分更新

文● 阿久津良和 編集 ● 羽野/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

本連載は、マイクロソフトのSaaS型デスクトップ&Webアプリケーション「Office 365」について、仕事の生産性を高める便利機能や新機能、チームコラボレーションを促進する使い方などのTipsを紹介する。

 Office 365を使いこなして仕事を早く終わらせたい皆様にお届けする本連載。今回は今後Office 365に加わる主な新機能に注目する。

Word & PowerPointのインクと3D機能を強化

 2018年10月10日に、Windows 10がバージョン1809(October 2018 Update)へ更新されたが、Office 365も同様に多くの機能更新を控えている。いずれも即日展開される機能ではないものの、より高い生産性を目指すのであれば、WordやExcelが今後備える機能を知り、日常業務にどう役立てるか先に考えておくのも一興だろう。

 まず、Wordはインク、PowerPointはインクと3Dモデルに関する機能強化が加わる予定だ。Wordは以前からデジタルペンを使用して文章を編集するインクジェスチャ機能を備えているが、新たな行の追加や単語の分割、単語の結合が加わった。

 YouTubeの公式動画を視聴すると、手書き文字をそのまま単語として挿入している。2-in-1 PCの普及とタッチ操作、デジタルペンの普及などを踏まえて、このような機能拡張を行ったのだろう。特に外出先でキーボードを開きづらい場面でもタッチ操作もしくはデジタルペンで簡単な編集を加えられるため、利便性は大幅に向上する。

1.Wordにデジタルペンなどを用いて英単語を書いている(各画像は公式動画より抜粋)2.先ほど書いた英単語がそのまま文章に挿入される

 PowerPointはデジタルペンで書いた手書きの箇条書きリスト、フローチャートや図形を清書する機能が加わる予定だ。Microsoftは一連の清書機能にAI(人工知能)を用いていると説明しているが、ロジック的には以前取り上げたMicrosoft Whiteboardと同等のエンジンを用いているのだろう。

 また、より良いデザインを提案するPowerPointデザイナーも強化し、空白の状態からデザインの提案を可能にしている。Microsoftの説明によれば、350の新しいアイコンをライブラリーに追加し、多くのデザインオプションを選択可能にしているという。

3.手書きで書いた箇条書きリストを「なげなわ選択」で選択すると……4.テキストデータとして清書し、そのままPowerPointデザイナーでデザインを変更できる
5.フローチャーや図形にも清書機能は利用可能だ6.こちらが清書後のフローチャート。Microsoft Whiteboardを彷彿させる

 PowerPointのスライドにアニメーション3Dモデルを追加すると、そのままアニメーション描画が行われるようになった。これまでページ切り替えなどのアニメーション効果はあったものの、3Dモデルがそのまま動くスライドは、場面を絞って使えば聴講者にインパクトを与えられるだろう。Microsoftによれば、30種類以上の新しいアニメーション3Dモデルが追加されている。

7.<挿入>タブの「3Dモデル」から「オンラインソース」を選択し、「アニメーション化されたすべてのモデル」に含まれる3Dモデルを選択する8.画像は静止画のため分かりにくいが、ハチが羽を震わせている

 なお、これらの機能は2018年11月の提供を予定しているが、インクおよび3Dモデルの機能は月次チャネル(対象限定)を選択した筆者の環境(バージョン1809)でも確認できた。この他にもMicrosoft To Doも強化し、Microsoft Formsはプレビュー版としてコンシューマー利用も可能となった。

■関連サイト

カテゴリートップへ

この連載の記事
ピックアップ