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GT参戦10周年! 3度目の正直で2連覇を目指す! 第7回

初開催の鈴鹿10時間レースでミクAMGは日本勢最上位の5位!

2018年09月14日 12時00分更新

文● スピーディー末岡/ASCII.jp 撮影●加藤智充

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関係者インタビュー

安藝貴範 代表

 良いレースでしたね。強豪チームもわかったし、ピレリタイヤでの戦い方もわかった。ちょっと間に合わなかった部分もありますが、日本を出て世界で戦うことの難しさを改めて知りましたね。でも、前(SPA24時間)は一歩も踏み出せずに終わってしまったけど、今回はドライバーもチームもミスなく走れました。最後は感動的なシーンもありましたしね。見応えのあるレースができたかなと思います。


片山右京 監督

 予選は悔しかったけど、無事に終わってホッとしています。今までいろんなレースを見てきたけど、五本の指に入るくらい、良いレースでした。日本人だけでヨーロッパのワークスやアジアの強豪チームを相手にして、これだけ勝負できるということは、このチームは本当に強い。朝、メカニックにトラブルがあって、タイヤ交換をすぐに別の人がやりましたが、何があってもすぐにフォローできるくらい結束力がある。河野エンジニアのストラテジーも冷静でしたし。スパのリベンジができたかと言われれば、違うかもしれないけど、でも自分たちが立っている場所は確実に証明できたんじゃないでしょうか。


谷口信輝 選手

 今回の5位は我々として今できる最善の結果かと。世界に追いつくにはまだまだだなと思います。ピレリタイヤはなかなか難しかったですね。また予選は21番手でしたが、もしポールを獲ってても決勝の結果はこの位置だったんじゃないかと。上位のライバルたちが速すぎました。とはいえ、この鈴鹿10時間レースは、本当に楽しかったです。海外の強豪たちと腕比べしたり、GT3だけで走ったり、タイヤワンメイクだったり、しっかりとした賞金も鈴鹿さんが用意してくれて、レースとはこういうものだなと再確認できました。


片岡龍也 選手

 ミスなくみんなで繋いで、やりきった10時間でした。そして世界の壁の厚さも確認できました。最後のスティントは、抜かれたらマズイなという状況だったんですが、なんとか抑えきれたし、結果は5位だけど楽しかったですね。ただ、世界一なんて全然見えなかったので、チャンスがあればまた挑戦したいです。グランドスタンドの緑色はクルマを降りてからちゃんと見たんですけど、感動的でしたね!


小林可夢偉 選手

 スパのリベンジということで挑んだんですが、結果的には21位から5位でした。ただ、今の僕らにできる最大限のレースだったと思います。正直、トップを獲るにはまだ力不足だと感じましたが、スパのような結果ではなく、ちょっとは戦えたかなと。爪痕を残せたのは良かったですね。最後のバトルは僕もドキドキしながら見てましたし。そして、このようなチャンスをくれた安藝代表にも感謝したいです。

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