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夏の自由研究「北海道で水耕栽培」 日照不足で人工照明を試す

2018年09月08日 12時00分更新

文● 四本淑三

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育つは育つがご近所づきあいが大事

 これはすごい。一瞬にして室内がクラブのようになる。もちろん踊ったり、それを警察に取り締まられたりする方のクラブだ。光は直視できないほど強力(実際、直視するのは危険だろうと思う)。やばい予感がムンムンする。

 しかしチンゲンサイはこれで育つ。試験的に、夕暮れ時の17時頃から睡眠前の23時まで、毎日約6時間照射してみることにした。以下はその様子。照射を始める前の、のんべんだらりとした育ち方から、照射後に成長がピキーンと加速する様子を眺められたし。

照射前(8/16)

照射前(8/17)

照射前(8/18)

照射開始(8/19)

照射2日目(8/20)

照射3日目(8/21)

照射4日目(8/22)

 成長も加速して葉の色まで濃くなった。これはすごい。すごいのだが、ここで踊る方のクラブ問題と同様、ご近所から苦情が。「その光の色、具合が悪くなるからなんとかしてくれ」と……。いや、さもありなん。あの手この手で遮光しても、窓際では光が漏れるので、ここで照射実験中止。ご近所のみなさん、ご迷惑おかけしました!

 しかし、確実に効果があることはわかった。この自由研究が終わった後に、なにか野菜を育てるようなことがあれば、光が漏れない場所で、この人工光でどこまでいけるか、ひっそり試してみたい。

 チンゲンサイ収穫の日まであとXX日。

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