このページの本文へ

夏の自由研究「北海道で水耕栽培」 日照不足で人工照明を試す

2018年09月08日 12時00分更新

文● 四本淑三

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

人工照明を試す

 人工照明~(ドラえもんの声で)。

 自然光でどこまでやれるか試したい。というのが今回の裏テーマだったのだが、この先の気候変動に対応すべく人工照明がなんぼのものかも試さなければならない、とは思っていた。その時がやってきたのだ。

 Amazonでポチったのは、エジソン東京の「植物育成 LED ライトLED ビームランプ E26口金 防水 IP65 波長 460nm/660nm 15W」という製品(特に製品名や型番の記載はなかった)。

 植物育成用のLEDは特殊で、葉緑素の吸収スペクトルに合わせて、ちょっと波長の短い赤と、青を組み合わせたものが主流。この手のLEDライトは中華ノンブランド品も含め、Amazonその他通販サイトには山のようにあるのだが、玉切れやらなんやらを考えると手を出しにくい。

 その点、この製品はPSE認証付きで、スペックに「PPFD68.047 μmol/(m-2・s)」という値も載せている。PPFDとは「光合成光量子束密度」であり「光合成に利用される400nm~700nmだけを測定した放射束密度」なんだそうだが、すみません、この値がいいのか悪いのか、私にはさっぱりわかりません。

 とは言え農業の専門家の文書にたびたび登場する値であり、そうした専門的な値をスペックに入れている製品は信用して良いんじゃないかと思ったのだ。素人なのでモノの選び方も素人くさい。

 さて、これをヤザワのクリップライトに装着し、カメラ用の三脚に挟んで設営。実際に照射してみるとこんな感じ。

 うおおお。どピンク!

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ