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32コア/64スレッドの「Ryzen Threadripper 2990WX」が夜間販売

2018年08月14日 01時00分更新

文● 山県、ドリル北村 編集●北村/ASCII.jp

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 13日(月)、AMDの最新CPU「第2世代Ryzen Threadripper」の夜間販売が実施された。販売したのはパソコン工房 秋葉原 BUY MORE店とTSUKUMO eX.の2店舗だ。

AMDの最新CPU「第2世代Ryzen Threadripper」

 お盆休みまっただ中のアキバで販売が始まったのは32コア/64スレッドのモンスターCPU「Ryzen Threadripper 2990WX」。詳細については、32コア64スレッドは乗りこなせるか? 第2世代「Ryzen Threadripper」を速攻で試すを参照していただきたいが、Socket TR4対応のスーパーハイエンドCPUだ。

販売価格21万4800円(税抜)という価格設定ながら予想以上の売れ行き

 32コア/64スレッドとはいえ、販売価格21万4800円(税抜)という価格設定の「Ryzen Threadripper 2990WX」。ふたを開けてみれば、熱心な自作ユーザーが集結。事前会計を実施し、解禁時間の22時に製品の受け渡しが始まった2店舗では、合わせて25個程度が販売されたようだった。

19時の時点で、パソコン工房 秋葉原 BUYMORE店には約15人ほどが事前会計に並んでいた。CPU購入者は10人ほど、残りは特価品の購入が目的だった

パソコン工房 秋葉原 BUYMORE店では、20時ごろからトークセッションを実施。ジサトラハッチが第2世代Ryzen Threadripperを解説した

ゲーム実況者のぷに子さんがシークレットゲストとして登壇。ジサトラハッチが、ぷに子さんに第2世代Ryzen Threadripperのメリットを紹介するかたちでトークが進行した

続いてはADATAのセッション。液冷ヒートスプレッダ搭載のDDR4メモリー「SPECTRIX D80」などを紹介した

最後のASRockのセッションでは、第2世代Ryzen Threadripperに最適なマザーボードを紹介

興味深かったのが、CPUの全コアに5分間負荷をかけた時のマザー(X399 Taichi)の温度だ。CPU温度は82度、VRMは101度を記録(写真左)。これはかなり心配になる温度だが、ファンの風を当てるとVRMは70度まで下落した(写真右)とのこと。高負荷時はVRMの冷却が重要となる

パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店で引き渡しを待つユーザー。いずれも「Ryzen Threadripper 2990WX」購入していった猛者たちだ

TSUKUMO eX.でも、22時になったと同時に店頭の特設カウンターで製品の受け渡しを開始

販売解禁直後から店頭でオーバークロッカーの清水氏が、恒例の液体窒素冷却によるオーバークロックデモを実施

デモではCINEBENCH R15のマルチコアで驚異のスコア7130を記録。7000を超えるスコアに観客から歓声が上がった。最終的に7170まで記録を伸ばした

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