水温計も買ってしまった
水温は気温や日照量との兼ね合いで、温められたり冷めたり変化するはずだが、これも一定の条件内に保たなければならない。果菜なら20~30度、葉菜なら18~28度が適温と、ie・naの説明書に書いてある。北海道とはいえ、陽のあたる窓際は結構な温度になるはずで、要注意である。
水温計として使うべく、カスタムの無線ワイヤープローブ温度ロガー「CT-620BT」を導入。センサー部は防水仕様で吸盤付き。水槽内への取り付けも簡単だ。アンビエントセンサー同様、Bluetoothでスマートフォンにロギングして、データはCSVで保存できる。複数台を接続してのデータ比較はできないが、今のところ水耕栽培マシーンは1台きりなので問題ない。
ただ、ロギングを中断しなければログが読めない専用アプリ「BT logger」の仕様はなんとかして欲しい。ログを読もうとするたびに、ログが細切れになっていくのが切ない。よろしくお願いします。
それでも実売8000円程度という価格はありがたいし、カジュアルな水温管理には十分使える。とりあえずセンサーを栽培槽の真ん中に、どーんと設置してみた。その後、計測を始めてみて、現実の厳しさを思い知ったのである。室内だから温度管理はなんとかなりそうとたかを括っていたが、なんともならないなんて……。
続きはまた次回!
四本 淑三(よつもと としみ)
北海道の建設会社で働く兼業テキストファイル製造業者。