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夏の自由研究「水耕栽培」でセンサーを導入して室温や水温を計測

2018年08月11日 12時00分更新

文● 四本淑三

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水温計も買ってしまった

 水温は気温や日照量との兼ね合いで、温められたり冷めたり変化するはずだが、これも一定の条件内に保たなければならない。果菜なら20~30度、葉菜なら18~28度が適温と、ie・naの説明書に書いてある。北海道とはいえ、陽のあたる窓際は結構な温度になるはずで、要注意である。

CT-620BT

 水温計として使うべく、カスタムの無線ワイヤープローブ温度ロガー「CT-620BT」を導入。センサー部は防水仕様で吸盤付き。水槽内への取り付けも簡単だ。アンビエントセンサー同様、Bluetoothでスマートフォンにロギングして、データはCSVで保存できる。複数台を接続してのデータ比較はできないが、今のところ水耕栽培マシーンは1台きりなので問題ない。

BT loggerの画面。とてもシンプル

 ただ、ロギングを中断しなければログが読めない専用アプリ「BT logger」の仕様はなんとかして欲しい。ログを読もうとするたびに、ログが細切れになっていくのが切ない。よろしくお願いします。

 それでも実売8000円程度という価格はありがたいし、カジュアルな水温管理には十分使える。とりあえずセンサーを栽培槽の真ん中に、どーんと設置してみた。その後、計測を始めてみて、現実の厳しさを思い知ったのである。室内だから温度管理はなんとかなりそうとたかを括っていたが、なんともならないなんて……。

 続きはまた次回!

真ん中に見える白いセンサーがCT-620BT。計測の結果は次回!

四本 淑三(よつもと としみ)

北海道の建設会社で働く兼業テキストファイル製造業者。

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