毎年恒例の「COMPUTEX TAIPEI」の帰り、台湾の桃園国際空港のガジェットショップでスイスメイドのデザインコンシャスなUSBモバイルバッテリーを衝動買いした
目新しいUSBモバイルバッテリーを見つけたらひとまずコレクションしたくなる筆者。今回は例年、市場調査と称して遊びに行っている「COMPUTEX TAIPEI」の帰国日に、桃園国際空港のガジェットショップで一目見て気に入ったUSBモバイルバッテリーを衝動買いしてしまった。
買ったのはスイスのLIFETRONSという会社が発売している「Digital Power Charger」という商品だ。工業デザインはスイス、バッテリーは韓国サムソン製(5600mAh)、組み立ては台湾という、なかなか国際分業の進んだ商品である。
なお、Digital Power Chargerはほぼ生産終了の商品でディスカウントアイテムであり、発売当初の半額近い49ドル(約5500円)で購入した。
独特のデザインに惹かれて衝動買いした
「Digital Power Charger」
一番の特徴は、本体前面下のボタンを指先で押せば、上部にある丸い窓に現在の蓄電量がデジタルメーター表示されることだ。
多くのUSBモバイルバッテリーは、小さな4つのLEDライトで25%単位刻みの表示がされることが多い。しかし、Digital Power Chargerはよりきめ細かな表示ができ、バッテリーの残量を確実に把握できるのが便利だ。
同梱物はこれだけ。Digital Power Charger本体、専用ケース、取説が2冊、充電用miniUSBケーブル。iPhone用LightningケーブルとAndroidスマホ充電用のmicroUSBケーブル。miniUSB→microUSB変換アダプター
パッケージを開けると、Digital Power Charger本体と専用ケース、日本語を含む多言語の折り畳んだ小さな取説が2冊。
ケーブル類は、本体充電用のminiUSBケーブルとiPhone用Lightningケーブル、Android用のmicroUSBケーブル、そしてminiUSB→microUSB変換アダプターが入っている。
付属のケースにはDigital Power Charger本体とユーザー必要なケーブルがすっきりと収納できる
標準で付属する専用モバイルケースはコンパクトサイズであるが、Digital Power Charger本体と必要なケーブルを複数収納して便利に持ち歩ける。
デザインも外装も仕様も一般的なUSBモバイルバッテリーとは大きく違うユニークなDigital Power Charger
Digital Power Chargerのフットプリントは比較的小さく、容量的に近いほかのUSBモバイルバッテリーと比較してもなかなかコンパクトだ。
コンパクトな理由は、昨今の1つのトレンドでもあるACプラグを内蔵していないこと。加えて、スマホ給電のためのケーブルのインテグレーションがなされていないというのも理由だろう。
購入後、筆者が一番に疑問を持ったのはDigital Power Charger本体への充電が昨今ではほとんど見かけることのないminiUSBケーブル接続であることだった。
このため本体を充電する時は、付属のminiUSBケーブル以外に別途USB/ACアダプターが必要だ。

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