GCPのオープンソース戦略責任者Sarah Novotny氏がボードメンバーに
GoogleがThe Linux Foundationのプラチナメンバーに昇格
2018年06月28日 14時00分更新
Googleが2018年6月27日(米国時間)に、The Linux Foundationのプラチナメンバーになったことが発表された。これまで、Googleはシルバーメンバーとして同団体に参画していたが、今回プラチナメンバーに昇格し、同時にGoogle Cloud Platform(GCP)のオープンソース戦略責任者であるSarah Novotny氏がThe Linux Foundationのボードメンバーに就任した。
GoogleがサポートするThe Linux Foundation管轄のオープンソースコミュニティには、Cloud Foundry、Node.js Foundation、Open API Initiativeなどがある。また、同社はCNCF(Cloud Native Computing Foundation)や、Core Infrastructure Initiativeなどの創設メンバーでもある。今回、Google代表としてThe Linux FoundationのボードメンバーになるSarah Novotny氏は、長期にわたってNGINX、MySQLなどのオープンソースコニュニティチャンピオンを務めており、今後はNode.js Foundationボードメンバーにも加わる。
The Linux Foundationのプラチナメンバーには、IBM、インテル、Microsoft、Oracle、日立製作所、富士通、シスコ、NEC、Samsung、Huawei、AT&T、VMware、Tencent、Qualcommが参加している。プラチナメンバーは、The Linux Foundationのオープンソースガバナンス、法律、技術トピックなどに関する知見にアクセスできるとする。