ビデオカードと小型ベアボーンキットのZBOXシリーズでおなじみのZOTAC。COMPUTEX TAIPEI 2018では、そのZBOXの新製品を始め、ゲーミングPCなどを展示していた。ここでは発売前の新製品を紹介しよう。
第8世代Core i7搭載のファンレスベア
「ZBOX CI660 nano」
「ZBOX CI660 nano」はハニカム構造の新型筐体を採用するファンレスベアボーンキット。出展作のなかからデザインと革新性のある製品に授与されるComputex d&i awards 2018を受賞している。
CPUはCore i7-8550Uを採用し、メモリースロットはSO-DIMM×2(DDR4-2400/最大32GBまで)、ストレージは2.5インチドライブベイを1つ装備。ネットワーク機能は11acの無線LANとBluetooth 4.2、そしてギガビットLAN×2を備える。電源として65WのACアダプターが同梱されてる。
クリエイター向けのハイエンドベア
「ZBOX Q SERIES W/10 GIGABIT LAN」
Core i7-8700TとQuadro P5000を搭載するクリエイター向けのベアボーンキットが「ZBOX Q SERIES W/10 GIGABIT LAN」だ。メモリースロットはSO-DIMM×2(DDR4-2666/最大32GBまで)で、ストレージはM.2スロットと2.5インチドライブベイをそれぞれ1つ装備する。ネットワーク機能は11acの無線LANとBluetooth 5.0、そして有線LANとして10ギガビットLAN×2を備える。
Killer製LAN搭載のゲーミング向けベア
「MAGNUS GAMING MINI PC W/KILLER NETWORK」
Core i7-8700TとGeForce GTX 1080を搭載するゲーミング向けベアボーンキット「MAGNUS GAMING MINI PC W/KILLER NETWORK」。筐体とGPU以外は前述の「ZBOX Q SERIES W/10 GIGABIT LAN」とほぼ同じ。ネットワーク機能は、ゲームやストリーミング配信に強いKiller Wireless AC1550とKiller Ethernet E2500を採用する。
デスクトップゲーミングPC
「MEK」シリーズ
デスクトップゲーミングPC「MEK」シリーズの新作「MEK MINI」と「MEK ULTRA」のプロトタイプが展示されていた。「MEK MINI」はMini-ITXケースにCore i7-8700TとGeForce GTX 1080を搭載するコンパクトモデルで、日本での販売も予定されている。
「MEK ULTRA」は、タワー型のハイエンドモデルで、Core i9-7900XとGeForce GTX 1080 Tiを搭載する。日本での販売は検討中とのこと。
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