このページの本文へ

COMPUTEX TAIPEI 2018レポート 第49回

第8世代Core i7搭載小型ベアボーンで攻勢をかけるZOTAC

2018年06月17日 15時00分更新

文● ドリル北村/ASCII編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ビデオカードと小型ベアボーンキットのZBOXシリーズでおなじみのZOTAC。COMPUTEX TAIPEI 2018では、そのZBOXの新製品を始め、ゲーミングPCなどを展示していた。ここでは発売前の新製品を紹介しよう。

第8世代Core i7搭載のファンレスベア
「ZBOX CI660 nano」

 「ZBOX CI660 nano」はハニカム構造の新型筐体を採用するファンレスベアボーンキット。出展作のなかからデザインと革新性のある製品に授与されるComputex d&i awards 2018を受賞している。

 CPUはCore i7-8550Uを採用し、メモリースロットはSO-DIMM×2(DDR4-2400/最大32GBまで)、ストレージは2.5インチドライブベイを1つ装備。ネットワーク機能は11acの無線LANとBluetooth 4.2、そしてギガビットLAN×2を備える。電源として65WのACアダプターが同梱されてる。

Core i7-8550Uを搭載するファンレスベアボーンキットの「ZBOX CI660 nano」。年内発売予定とのこと

クリエイター向けのハイエンドベア
「ZBOX Q SERIES W/10 GIGABIT LAN」

 Core i7-8700TとQuadro P5000を搭載するクリエイター向けのベアボーンキットが「ZBOX Q SERIES W/10 GIGABIT LAN」だ。メモリースロットはSO-DIMM×2(DDR4-2666/最大32GBまで)で、ストレージはM.2スロットと2.5インチドライブベイをそれぞれ1つ装備する。ネットワーク機能は11acの無線LANとBluetooth 5.0、そして有線LANとして10ギガビットLAN×2を備える。

Quadro P5000を搭載するベアボーンキット「ZBOX Q SERIES W/10 GIGABIT LAN」

小型のベアボーンキットでありながら、デュアル10ギガビットLANを備えるのが特徴

Killer製LAN搭載のゲーミング向けベア
「MAGNUS GAMING MINI PC W/KILLER NETWORK」

 Core i7-8700TとGeForce GTX 1080を搭載するゲーミング向けベアボーンキット「MAGNUS GAMING MINI PC W/KILLER NETWORK」。筐体とGPU以外は前述の「ZBOX Q SERIES W/10 GIGABIT LAN」とほぼ同じ。ネットワーク機能は、ゲームやストリーミング配信に強いKiller Wireless AC1550とKiller Ethernet E2500を採用する。

GeForce GTX 1080搭載のゲーミング向けベアボーンキット「MAGNUS GAMING MINI PC W/KILLER NETWORK」

デスクトップゲーミングPC
「MEK」シリーズ

 デスクトップゲーミングPC「MEK」シリーズの新作「MEK MINI」と「MEK ULTRA」のプロトタイプが展示されていた。「MEK MINI」はMini-ITXケースにCore i7-8700TとGeForce GTX 1080を搭載するコンパクトモデルで、日本での販売も予定されている。

Core i7-8700TとGeForce GTX 1080を搭載するコンパクトゲーミングPC「MEK MINI」

Killer Wireless AC1550とKiller Ethernet E2500を採用する

 「MEK ULTRA」は、タワー型のハイエンドモデルで、Core i9-7900XとGeForce GTX 1080 Tiを搭載する。日本での販売は検討中とのこと。

Core i9-7900XとGeForce GTX 1080 Tiを搭載するハイエンドゲーミングPC「MEK ULTRA」

【関連サイト】

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中