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COMPUTEX TAIPEI 2018レポート 第43回

見るからに怪しい? 出力3300Wのニコイチ電源を発見

2018年06月13日 23時34分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII.jp

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 COMPUTEXといえば、毎年ユニークな製品が登場する場として注目している人も多い。Shenzhen JIUMENG electronic technologyという中国メーカーのブースでは、見るからに怪しい電源ユニットを展示していた。

見るからに怪しい出力3300Wを誇るという電源ユニット「JM-3300W」

 出力3300Wを誇るという「JM-3300W」は、2つの電源ユニットを合体させたという変わったデザイン。いうまでもなくマイニング向けに特化させた大容量過ぎる電源ユニットだ。

内部をよく見てみると、仕切り板で区切られており、2つの電源ユニットをそのままくっつけたという印象

 担当者によると、もともと同社が取り扱っている出力1650Wモデル「JM-1650W」をくっつけて3300Wにしたというコンセプトモデル。12V出力時はシングルレーン仕様の270A(3240W)を実現する。

 詳細スペックは不明ながら、80PLUS GOLD認証を取得済み。冷却ファンは140mmとリアの92mmのデュアル搭載。ビデオカード用PCI Express補助電源コネクターが多数用意されていた。

そもそもPCケースへの搭載を考慮しないために実現したサイズ。いかにも大陸的な発想といえる

 まずは中国での販売を目指して開発中とのことだが、果たして製品化までたどり着けるのだろうか。来年も彼らがCOMPUTEXに来ていたら、確認してみることにしよう。

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