COMPUTEXといえば、毎年ユニークな製品が登場する場として注目している人も多い。Shenzhen JIUMENG electronic technologyという中国メーカーのブースでは、見るからに怪しい電源ユニットを展示していた。
出力3300Wを誇るという「JM-3300W」は、2つの電源ユニットを合体させたという変わったデザイン。いうまでもなくマイニング向けに特化させた大容量過ぎる電源ユニットだ。
担当者によると、もともと同社が取り扱っている出力1650Wモデル「JM-1650W」をくっつけて3300Wにしたというコンセプトモデル。12V出力時はシングルレーン仕様の270A(3240W)を実現する。
詳細スペックは不明ながら、80PLUS GOLD認証を取得済み。冷却ファンは140mmとリアの92mmのデュアル搭載。ビデオカード用PCI Express補助電源コネクターが多数用意されていた。
まずは中国での販売を目指して開発中とのことだが、果たして製品化までたどり着けるのだろうか。来年も彼らがCOMPUTEXに来ていたら、確認してみることにしよう。
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