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編集部ピックアップの人気SIMフリースマホ全紹介! 【2018年6月版】 第1回

縦長&デュアルカメラにDSDV対応機も登場!

ZenFone 5が人気の中心! 人気SIMフリースマホ全紹介【ハイエンド編】

2018年06月03日 12時00分更新

文● ドロイドさん(アスキースマホ総研

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AI対応にLeicaダブルレンズカメラ、防水対応など
価格も下がってきてお手頃感も出てきた「HUAWEI Mate 10 Pro」

 昨年12月発売ながら、現時点ではファーウェイのSIMフリースマホのフラグシップ機と言えるのが「HUAWEI Mate 10 Pro」だ。

18:9の6型ディスプレーで画面の大きさと使いやすさを共存している

 18:9の縦長ディスプレー&超狭額縁のスタイルで、鮮やかな表示の6型有機EL(1080×2160ドット)を採用しながら、横幅は74.5mmと片手でもなんとか使えるサイズ。スペック面も高く、AIの演算に特化したNPUを内蔵する「HUAWEI Kirin 970」に、6GBメモリー、128GBストレージを搭載。いまだハイエンド機の性能であることは間違いない。

 ファーウェイ製スマホならではのLeicaダブルレンズカメラは、12メガ(RGB)+20メガ(モノクロ)の組み合わせによる「SUMMILUX」レンズで、F値は1.6。今夏にドコモから発売されるLeicaトリプルレンズの「HUAWEI P20 Pro」にはやや見劣りするが、こちらももちろん高レベルの写真に期待が持てる。

端末の背面にデュアルカメラに指紋センサーを搭載

 さらに防水・防塵への対応のほか、デュアルSIMはどちらも4Gでの待受ができる、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)をサポートしているが、国内で対応するのはY!mobile網だけなのは残念なところ。

 2018年に登場した新製品に目移りするのも確かだが、本機も実売価格が8万円弱に下がってきていることを考えると、まだまだ魅力的な製品だろう。

世界4位のスマホメーカー、OPPOの国内上陸第1弾「R11s」

 中国を中心にアジア圏で高い人気を誇り、世界4位のシェアを持つOPPO。そのOPPOが国内参入第1弾としてリリースしたのが、看板モデル「R11s」だ。

OPPOの第1弾モデル「R11s」

 SoCこそSnapdragon 660とミドルハイクラスだが、縦長の6.01型有機EL、4GBメモリー、64GBストレージなど性能は十分で、メタル筐体は美しく仕上がっている。また、上下の側面を凹型にすることで端子部分が指に引っ掛からないなど、デザインの完成度も高い。公式にはうたわれていないが、ネットワーク面でも主要3キャリアのVoLTEに対応するなど、こちらも問題のない内容となっている。

メタル素材の筐体はなかなか美しい

microUSB端子経由で独自の高速充電機能が利用できる

 OPPO製スマホの売りはカメラで、本機のメインカメラは1600万画素と2000万画素のデュアル。後者は暗所用の高感度センサーになっており、実際の撮影時は自動で切り替えられるため、誰でも手軽に写真が残せるのがアピールポイントだ。

 ソフトウェア面では、Android 7.1ベースの独自UI「ColorOS 3.2」を採用。iPhoneライクな操作性が特徴的である。現在は1機種のみのOPPOだが、他のクラスや新機種など、今後の展開にも期待したい。

昨夏のハイエンドモデルがSIMフリーで登場!
「HTC U11」は防水やおサイフケータイにも対応する万能機

 これまでも何機種かSIMフリー端末をリリースしてきたHTCだが、今年3月に登場したのは昨夏のハイエンド機としてau/ソフトバンクから発売された「HTC U11」だ。WQHD解像度の5.5型液晶、Snapdragon 835、4GBメモリー、64GBストレージ、大型12メガカメラ(イン16メガ)、3000mAhバッテリーなど高い性能で、OSもすでにAndroid 8.0となっている。

 キャリア向けモデルだけに、防水・防塵のほか、おサイフケータイも利用できる。特におサイフケータイはSIMフリーでは対応機種が少ないだけにうれしい点だ。

 用意されるカラバリは、au/ソフトバンク版にはないHTCの象徴とも言える鮮やかな赤のソーラーレッド。価格は税抜6万9000円で、同社公式オンラインショップで購入可能。なお、HTCはすでに2018年のハイエンド機「HTC U12+」を海外で発表しているが、同社サイトでは国内展開を予告するバナーも掲載されている(SIMフリーで提供されるかどうかは不明)。


ファーウェイのSIMフリーの新製品はどうなる?

 国内のSIMフリースマホ市場ではトップを走ってきたファーウェイだが、新フラグシップ「HUAWEI P20」シリーズで新たな動きが見られる。

Leicaトリプルレンズが話題の「HUAWEI P20 Pro」だが、ドコモからのみのリリースのようだ

 最上位の「HUAWEI P20 Pro」は、Leicaトリプルレンズを搭載。メインは1/1.7型という大型センサーで、さらにズーム専用レンズも搭載されるなど、非常に強力なカメラで盛り上がっているものの、ドコモからの独占発売とのこと。また、ミドルクラスの「HUAWEI P20 lite」もau、UQ mobile、Y!mobileからすでに発表されたものの、SIMフリー版はまだ登場していない。Leicaダブルレンズカメラ搭載の「HUAWEI P20」を含めて、今後のリリースに期待したい。

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