4月28日、幕張メッセにて「ニコニコ超会議2018」が開始された。本イベントは29日(日)まで開催されている。注目は4月13日のニコニコ超会議2018の発表会にて明らかにされたPC用VRヘッドセットを使って、誰でもバーチャルYouTuber(VTuber)なりきれる「Virtual Cast(β)」体験コーナー「超バーチャルYouTu”BAR"」。
体験コーナーでは、TSUKUMO製のバーチャルキャスト推奨キットと、HTCのVRヘッドセット「VIVE」にて、体験者はTSUKUMOのマスコットキャラクター「つくもたん」になり、バーチャルキャストを体験することができた。
バーチャルキャストは、放送中の空間に別のユーザーが参加する「凸機能」も備えているため、VRヘッドセットをすでに所有しているユーザーも参加できるとのこと。
会場でバーチャルキャストを開発した株式会社インフィニットループの代表取締役 松井健太郎氏に聞いたところ、現在は最大6人で同じ空間でいられるが、システム的には最大30人でのプレイも可能とのこと。もちろん、人数が増えるごとにPCのパワーが必要になる。
また、現在は最新のアップデートにより、ユーザーがキャラクターのデータをアップロードする機能を備えるのみだが、ゆくゆくはユーザーがつくった背景やアイテムなどもアップロードして使えるようにしたいそうだ。
さらに、今は正式対応するVRヘッドセットはVIVEのみだが、動作確認をしてOculus RiftやWindows Mixed Realtiy対応のMRヘッドセットの正式対応の謳いたいとのこと。
加えて、会場の大型スクリーンでは、大人気VTuberの「キズナアイ」が登場し、会場もニコニコ動画での視聴者も大盛り上がり。VTuberの勢いの凄さを感じさせた。