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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第205回

主要3キャリアの最新ミドル機「MONO」「Qua phone」「Android One」を比較

2018年04月16日 12時00分更新

文● 小林 誠 編集● ASCII編集部

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外観、手持ち、ボタン配置の印象はちょっと似たような感じ?

 最後に外観をチェック。3機種を並べるとQua phone QZがやや大きく感じるくらいで、厚みはほぼ変わらないように見える。持ち比べるとQua phone QZが若干軽く、逆にMONOはちょっと重めに感じるが、大きな差とは言えない。

3機種とも5型なので、サイズに大きな違いはないが、MONOだけはやや小さく、実際に横幅も70mmを切っている

 MONOはかなりスクエアな角ばった箱のような形状。縁がわずかに丸みを帯びているものの背面や側面はフラットだ。上部にイヤホンジャック、下部にmicroUSB端子、どちらもキャップレス防水。

 右側面はボタンが集中し、上から電源、音量、マナーボタン。左側面にはキャップで覆われたmicroSD&nanoSIMスロット。スロットの取り出しはピンが必要だ。左側面下側にはMONOの文字がさりげなく刻まれ、さらに角部分にストラップホールがあるのはうれしい点。

石鹸のように四角いスクエアのデザインが特徴。本体下部にはmicroUSB端子が

前モデルでも話題になったガラケーのようなマナーモードに切り替えるハードスイッチが付いている。ストラップホールもあり

 Qua phone QZは側面が丸みを帯びていて、さらに持つと軽く感じる。ポップなカラーが印象的。右側面に大きめの音量ボタン、電源ボタン。左側面にはmicroSD&nanoSIMスロットがあり、防水キャップとつながっている。上部のイヤホンジャックと下部のUSB Type-C端子はキャップレス防水。さらに左下にはストラップホールもあり、ボタンなどの配置はMONOと似ている。

明るくポップなデザインが魅力的

右側面には大きめのボタン類がある。ストラップホールも

 Android One S3は上部にキャップレス防水のイヤホンジャック、下部もキャップレスのUSB Type-C端子。右側面に音量、電源ボタン、左側面にキャップありのmicroSD&nanoSIMスロットがあり、こちらはQua phone QZと同じく爪で簡単に取り出せて、キャップとスロットがつながっている。ストラップホールはなく、3機種では最もシンプルなデザインだ。

丸みを帯びているが、それ以外は無色な感じのデザイン。Type-Cやイヤフォン端子はキャップレスで防水対応

nanoSIMとmicroSDスロットは指で引き出せる。背面もとことんシンプル


料金が決め手になりQua phone QZが1勝目!

 まずはQua phone QZの勝利と判断した。スペックではAndroid One S3と競っているが、料金面を比べるとトータルで5万円差は大きい。うまく通信量を抑えて使えれば3機種のなかでもっともお得になるはず。

 一方のMONOはスペック面でやや見劣りする。Android One S3は料金で負けたものの、実際のテストでは片手操作がメインなので面白い勝負が期待できそう。画面サイズが5型、本体サイズもコンパクトに抑えられており、大ぶりなハイスペックスマホより操作性も良さそう。次回をお楽しみに。


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