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“RPA+AI”ソリューションも念頭に。同時に米ユーアイパスとも契約、4月初旬より販売

富士通、RPAベンダーの英ブループリズムとグローバル協業

2018年04月02日 06時30分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 富士通は2018年3月30日、RPA(Robotic Process Automation。)領域におけるベンダーとの協業および販売パートナー契約締結について2件の発表を行った。エンタープライズ向けRPAソフトウェアを提供する英ブループリズム(BluePrism)、小規模から大規模システムまで幅広く対応する米ユーアイパス(UiPath)の2社。

 1件目の発表であるブループリズムとのグローバル協業では、エンタープライズ領域において実績を保つRPAソフトウェア「Blue Prism」を軸として、富士通のAIなど最新技術の適用、共同でのソリューション企画/提案/PoCを行う。これにより、欧州/北米/日本などの市場における企業のRPA立ち上げ、運用定着/拡大の仕組み作りを支援していくとしている。

 2件目の発表は、富士通ミドルウェアとユーアイパスとの国内市場向け販売パートナー契約締結。ユーアイパスでは小規模から大規模までをカバーするRPAソフトウェア「UiPath」を提供しており、日本法人も2017年2月に設立。国内ではすでに160社超の企業で利用が始まっている。

 今回の契約に基づき、富士通ミドルウェアおよび富士通は4月初旬よりUiPathの販売を開始する。また、ユーアイパスの認定資格である「UiPathアカデミー(RPA開発必須トレーニング認定資格)」の修了エンジニアを、富士通グループとして2018年度内に300人規模で育成するとしている。

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