なにこいつ！ かわいいぞ！
いま買うと超安いスマートスピーカー
LINE Clovaがやってきた！
最近、「スマートスピーカー」と呼ばれる製品が続々と発売されており、注目を集めている。デジタルの媒体に身を置いている筆者の元にも、ウワサが毎日のように入ってくるし、購入した人も周りに大勢いる。
しかし、どこか話を聞いただけで満足をしてしまい、自分が買って使うというイメージが湧かなかった。あったら便利だろうとは思っていたが、購入するきっかけもなく、なかなか手を出せずにいた。
ポップでかわいらしいデザインが目を引く「Clova Friends」
そんな折、「ちょっとこれ使ってみてくれる？」と編集部から渡されたのがLINEのスマートスピーカー「Clova Friends」だ。思いがけずきっかけが舞い込んできた！ 百聞は一見にしかず、使ってみよう！
Clova FriendsはLINEのキャラクターである「ブラウン」と「サリー」をモチーフにしたコミカルなデザインが特徴のスマートスピーカーだ。編集部から持ち帰ったClova Friendsを開封せずに数日が経ったある日、友人のT君と会うことになった。
T君は学生時代の友人で、最新のデジタル機器も好きな29歳の男性だ。「そういえば、スマートスピーカーって使ったことある？ 最近、LINEのClova Friendsっていうスマートスピーカーを借りてきたんだよね」と話を持ちかけてみた。「え、めっちゃ興味ある！」と強く興味を持っている様子。「なんか、音声認識とかいろいろできるんだよねー」と、どんなものかはあまりよく分かっていないようだが、T君にも使ってみてもらうことにした。
かわいい見た目から迫力の音質
これがClova Friendsか！
ワクワクした様子で、パッケージを開封するT君。Clova Friendsのパッケージはかなりしっかりとした化粧箱で、スリーブを取り外し、内箱の蓋を開けると、ユーザーとClova Friendsの目が合うような格好で収納されている。Clova Friendsに親しみを持たせるための演出が効いている。
スリーブに収められた化粧箱
ユーザーと対面するかたちで収納されている
公式サイトでの直販価格はLINE MUSICの6ヶ月分の使用権付きで6750円と、スマートスピーカーとしてはかなりリーズナブルだが、マットな質感に仕上げられていて、値段から想像するよりも、ずっと上質感がある。さらさらとした手触りと、500mlのペットボトル程度のサイズ感で、持った感じも非常にしっくりくる。重量はおよそ378gで、500mlのペットボトルよりもむしろ軽い。
同梱のUSBケーブル（Type-C）を接続して、電源を入れる
早速電源を入れてみると、「ポンポンポン♪」というジングルが鳴って初期設定へ移行。このジングルも、テクノミュージックに使われるようなデジタルな音色に、程よく重低音が混ざっていて、Clova Friendsの音のよさが、はっきりとわかる。音量にも余裕がある。
記事で使っている「サリー」モデル以外に「ブラウン」モデルも。価格、機能は同一だ
Clova Friendsならではのメリットは、LINEの提供する音楽配信サービス「LINE MUSIC」との連携だが、この音質なら、リビング用のスピーカーとしても十分に魅力的。LINE MUSICの月額利用料は、聴き放題の場合、960円。
LINE Clovaに付属するライセンスは、960円のプランが6ヶ月使い放題になるので、5760円分の価値がある。つまり、この上質で音のいいスピーカーを、実質990円で手に入れられる計算になる。
Clova Friendsの背面。上から、マイクのオンオフボタン、アプリから探索する際に使うBluetoothボタン、ボリュームボタン
くちばしの部分が音楽の再生、停止ボタンになっている。ブラウンモデルの場合は、口がボタンになっている。上部の穴がマイクだ
電源ボタンは底面にあり、不意に押してしまうことはない
これくらいの音質のBluetoothスピーカーを単体で購入しようとすれば、安価に済ませても数千円の出費になるから、Clova Friendsは、スピーカーとして考えてもかなりお得な選択肢だ。
