LEDファンの最後は、単色やスイッチ制御の製品を紹介していこう。マザーボード搭載のLEDイルミネーション操作機能やソフトウェア制御対応LEDファンと比べると、発光色や発光パターン変更に手間が必要になり、LED演出の種類も限られる。
しかし、鉄板LEDファンのThermaltake「Riing 256Color LED」をはじめ、1000円前半の価格ながら複数のLEDを内蔵し、ド派手に光るコスパ優秀なJONSBO製LEDファンなど、ラインナップが豊富なので注目だ。
18個のLEDがファンブレードを鮮やかに彩る
製品名:Vegas 7 LEDファン(AK-FN092)
メーカー:Akasa
URL:http://www.ainex.jp/products/ak-fn092/
実売価格:1300円前後
「Vegas 7 LEDファン」は、フレーム部に18個のLEDを備え、透明なファンブレードを鮮やかに彩るようになっている。制御は自動で、発光色はグリーン、レッド、ブルー、シアン、イエロー、パープル、ホワイトの7色で順番に変化する。
電源供給は3ピンコネクターのDC制御で、回転数は1200rpmになる。そのほか最大風量は41.9CFM、騒音値23.2dBAになっている。
定番LED演出と+αの機能が魅力のENERMAX製LEDファン
製品名:D.F.VEGAS(UCDFV12P-BL)
メーカー:ENERMAX
URL:http://www.enermaxjapan.com/DF-fan_series/UCDFV12P-BL.html
実売価格:2300円前後
「D.F.VEGAS」は同社独自の「Circular Type LED」を12個搭載し、消灯を含めて5つのモードをスイッチで切り替え可能になっているのが特徴だ。
発光パターンを保存でき、電源オフ後もLEDモードを維持できるほか、PWM制御に加え、使用する環境にあわせて回転数を3つのモードから選べる「Adjustable Peak Speed(ASP) Control」機能や、通電開始時にファンブレードを10秒間逆回転することで、ブレードのホコリを飛ばし、溜まりにくくする独自のDust Free Rotation(DFR)技術をサポート。さらにファンブレードが取り外し可能と、使い勝手やメンテナンス面への+αが豊富だ。
ASPコントロール機能による各モードのスペックは、「Ultra Silent Mode」となるファン回転数800~1100rpm時は風量33.21~45.33CFM、静圧0.979~1.297mmH2O、騒音値16~18dBA。「Silent Mode」の回転数800~1300rpm時は、風量33.21~53.66CFM、静圧0.979~1.425mmH2O、騒音値16~20dBA。「Performance Mode」の回転数800~1500rpm時は、風量33.21~61.92CFM、静圧0.979~1.898mmH2O、騒音値16~22dBAになっている。
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