Twitterのオーディエンス管理機能が便利
「Statusbrew」はTwitterのフォロー・フォロワー管理機能が充実しているのも大きな特徴で、Twitter管理アプリとして紹介されていることもあるほどだ。
アカウント一覧から「オーディエンス」を開くと、初期設定では「フォローバックされていない」アカウントの一覧が開く。こちらがフォローしているのに、フォローしてくれていない相手ということだ。フォロー返ししてくれない人とは絡みたくない! というなら「×」ボタンをタップしてアンフォローできる。無料版の場合は、1日にフォロー・アンフォローできる数が制限されているので要注意。
もちろん、フォローバックされていない人だけでなく、相互フォローやブロックユーザー、フォロー申請中といった様々なカテゴリーを選べる。また、検索ボタンから、フィルターを追加して絞り込んだり、表示する順番を任意の項目でソートすることもできる。
同じSNSに複数アカウントを登録するなら有料プランに
「Statusbrew」の複数アカウントへの予約同時投稿は、個人のプライベート投稿というより、個人事業主や中小企業のセルフブランディングに活躍しそうだ。ビジネスだと、運用しているすべてのSNSに同じ投稿をしたり、効果を最大化するために投稿時間も管理する必要があるためだ。
ビジネスに活用するなら、有料プランがオススメ。月額880円もしくは年額4400円を支払えば、フォロー・アンフォローが無制限になり、インサイトと呼ばれるアカウントの分析機能を利用できるようになる。また、合計5アカウントなのは無料版と変わらないが、その内訳は変更できる。つまり、Google+を使わない代わりに、Facebookはメインアカウントとビジネス用のFacebookページの2つを登録できるのだ。
有料プランにすると、「インサイト」機能が利用できるようになる。7日/30日/1年といったアプリの利用期間ごとに、フォロワーやアンフォロワー数、いいねや投稿数などをグラフで確認できるのだ。SNSの運用成績を確認するのに役立ってくれる。また、フォローバックされていない相手の一覧から、直近にフォローしたばかりのユーザーを除外する機能も利用できるようになる。
筆者紹介─柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。

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