帝国データバンクによれば、しゃべる抱き枕「痛すぽ」開発元のジョイアスが1月9日、福岡地裁小倉支部から破産手続き開始決定を受けた。負債は約5100万円。開発費などが重荷となって資金繰りが悪化、2017年10月頃までに事業活動を停止したという。同社は内村康一代表が2014年に設立したベンチャー企業。
2015年にクラウドファンディングサイトで開発資金373万円を獲得し、痛すぽを開発・販売した。痛すぽは九州工業大学が開発したタッチセンサーを使いスマートフォンとつながるIoT抱き枕。キャラクターの声をアプリで変えられるのが特徴で、様々なキャラクターとコラボレーション製品を展開してきた。
内村代表は昨年秋ごろから数ヵ月間連絡がとれない状態にあったが、昨年12月にFacebookに消息を伝えていた。
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