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確定申告お悩み相談広場 第4回

2018年提出の確定申告、マイナンバーカードで本人確認は必要?

2018年01月17日 09時00分更新

文● 山口/ASCII

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 マイナンバー導入制度が始まったことにより、前回の2017年(平成29年)提出分の確定申告書にはマイナンバー(個人番号)記載および本人確認書類の写しを添付しました。

 2018年(平成30年)提出分の確定申告書にも、同じようマイナンバー(個人番号)記載と本人確認書類添付は必要なのでしょうか?

A:マイナンバーは書く&なりすまし防止で本人確認する

 番号法整備法や税法の政省令の改正により、税務署等に提出する申告書にマイナンバー(個人番号)を記載することが義務付けられました。

 また、なりすましを防止するため、税務署等がマイナンバーの提供を受ける際には、本人確認(番号確認と身元確認)を行なうこととされています。

 したがって、税務署等に申告書を提出するつど、マイナンバーの記載および本人確認書類の提示、または写しの添付が必要となり、2018年(平成30年)提出分の確定申告書にも適用されます。

 本人確認書類の例
例1 マイナンバーカード(番号確認と身元確認)
例2 通知カード(番号確認)
運転免許証、公的医療保険の被保険者証、パスポート、身体障害者手帳、在留カードなど(身元確認)

「添付書類台紙」には写しを添付できる欄があります。同紙や確定申告に必要な様式は、国税庁のサイトからダウンロードできます

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