ハンドガンも気になるモデルが
もうひとつ気になったのは「M45A1 CQBP」というガスブローバックのハンドガン。以前発表済みの製品ですが、いよいよ年末に発売が決定したとのことで、海兵隊好きのワタシとしては見逃せません。
M45A1 CQBPは米海兵隊が2012年に採用したモデルで、ルーツとなっているのはM1911ガバメント。M1911はその名称のとおり1911年に米軍に採用されたハンドガンなんですが、1985年にベレッタ92FがM9として採用されるまで74年もの間、正式拳銃として使われ続けました。1911年から101年も経って後継モデルが採用されるだなんて、M1911はどれだけ設計がよかったんだって感じですよね。
基本設計はM1911とはいえ、101年も経っているのでもちろんあちこちアップデートされています。トリガーの前に装備するレイルにはライトなどのオプションパーツを装着可能。射撃競技に使われる精度の高い銃身を搭載し、各部の加工や調整も高精度。M1911ではただの突起と溝だった照準装置は、ノバックというメーカーの物を採用し、服などに引っかかりにくく、それでいて狙いやすいタイプになっています。また、落下事故に備えた安全装置を備え、グリップはG10材・積層削り出しという滑りにくいものになるなど、安全性や安定性も向上しています。
東京マルイのM45A1 CQBPも実際に使えるレイルを装備し、照準装置はノバック社と正式契約を結んだというホンモノ志向。特徴的なG10グリップもリアルに再現されています。もちろん内部機構も最新で、BB弾の発射時に強烈な反動を生み出す新型ブローバックエンジンは、ガス消費量を抑えながら反動を強化したタイプ。ガツンという反動を楽しめます。
ハンドガンは発売済みのM&P 9のカスタムバージョン、「M&P 9L PC Ported」もかなりいい感じでした。
M&P 9L PC Portedは、スミス&ウェッソンのM&P 9の銃身を5インチに延長し、照準部分にマイクロドットサイトを搭載できるようにしたM&P 9L C.O.R.E.がベース。銃身とスライド上部に反動軽減のためのポートが開けられ、グリップが保持力の高いものに変更されています。
東京マルイのガスガンも別売の超軽量ドットサイト「マイクロプロサイト」を搭載可能で、グリップはS、M、Lサイズが同梱されていて手に合わせて交換できるとのこと。反動軽減のポートは実銃のためのものですが、インパクトのあるデザインです。
M45A1 CQBPのゴツさに比べると、少ししなやかな印象のあるM&P 9L PC Ported。買うなら、先に発売になったマイクロプロサイトもぜひ取り付けたいところです。
このほか、オリジナルデザインのガスブローバックや、電動ショットガンのバイオハザードモデル、フルサイズのガスブローバックUSPなど、まだまだ新商品がたくさんありました。年末から来春にかけて、新製品の発売ラッシュですなー。んんー。ハンドガン欲しい熱が……。
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