クルマ好きにとって、2年に1回のお楽しみ「東京モーターショー」がやってきた。海外メーカーは減ってしまったが、今年はコネクテッドカーを中心に魅力的なクルマたちが所狭しとビッグサイトに展示されていた。
今年の傾向としては、コネクテッドカー、AR、VR、AIがキーワードとなっており、様々なブースでゴーグルを付けるアトラクションが用意されていた。
ASCII.jpでもコネクテッドカーをはじめとするテクノロジー系や、コンパニオンを中心とした記事を公開する予定だが、当記事ではスポーツカー好きなスピーディー末岡の目線で、カッコイイクルマたちを紹介する。
クラシックカーからEVまで
ポルシェ
ブースの外側に、ポルシェのクラシックカー「356 Speerster」を展示し、新型「カイエン」や「911 GT3」などを展示しつつも、「パナメーラ」のプラグインハイブリッドを展示するなど、新旧織り交ぜた、ポルシェのロードマップがよくわかるブースとなっていた。でもやっぱりポルシェは911が最高!
シャープなデザインのZ4
BMW
BMWブースではコンセプトモデルの8シリーズとZ4が特に目を引いた。Z4はトヨタのスープラとプラットフォームを共通としていることで、大きな話題になった。
F1の技術を詰め込んだロードカー
メルセデス・ベンツ
注目はF1のテクノロジーを投入したというコンセプトカー「Mercedes-AMG Project ONE」が日本に上陸。また、Mercedes-AMG GT RやF1マシンなど、レーシング成分多めのブースだった。
自動運転をアピールしていた
アウディ
アウディのフラッグシップ「R8」などをはじめ、SUVのコンセプトモデル「Q8 CONCERT」や、自動運転の「ELAINE Concept」など、多種多様なモデルを展示していた。
あのワーゲンバスがEVに!
フォルクスワーゲン
輸入車勢の中でも広大なブースだったフォルクスワーゲン。目玉は日本でもファンが多い「ワーゲンバス」こと「Type2」をベースにした「I.D. BUZZ」。なんとEVでエクステリアも超個性的なデザインになっている。そのほか、フラッグシップセダン「Arteon」なども展示されていた。
FFスポーツのメガーヌが登場
ルノー
ルノーのクルマといえば、FF車最強と名高い「メガーヌ R.S.」。今回発表されたのは、その新型。またドイツのニュルブルクリンクでFF最速のタイムを塗り替えるのだろうか。
シトロエンから飛び出した
DS AUTOMOBILES
シトロエンの「DS」シリーズが切り離され、独自ブランドになったDS AUTOMOBILES。新作は3ドアハッチバックの「DS 3 DARK SIDE」。ダークサイドという名前の中二感がたまらない。
ほぼ自動運転を見据えた
レクサス
レクサスブースの主役はなんといっても自動運転レベル4(一定の条件下ならドライバーが関与しない状態)の実用化を見据えたコンセプトカー「LS+ CONCERT」だ。ロングノーズに加え、大型セダンのようなスタイリングとサイバーなフロントマスクはそれだけで未来感がある。