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ドローン購入前にスタッフ付きの試遊フライトが可能

日本初のDJI公認 都内のドローン用飛行施設で飛行を試してみた

2017年10月20日 10時00分更新

文● アカザー 撮影協力●さかな亭さめ 編集●南田ゴウ/ASCII編集部

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 民生用空撮ドローンメーカーのDJIは、日本初となるDJI公認飛行施設「DJI ARENA by JDRONE TOKYO」を、10月21日から東京都葛飾区にオープンする。同DJI公認飛行施設は昨年韓国にオープンしたものに続き、世界で2番目とのこと。各種サービス、イベント開催、一般・法人貸し出しなど、施設運営は株式会社日本サーキットが行なう。

天井まで9mほどある倉庫のような空間で、ドローンの飛行練習が可能

DJI公認飛行施設は、昨年韓国にオープンしたものに続き世界で2番目のオープン

 DJI ARENA by JDRONE TOKYOは幅10×奥行き38×高さ9mの大きな倉庫のような空間で、その中に“べーシックエリア”と“アドバンスエリア”の2つの飛行エリアと、DJI製品の販売ブースとセミナールームを設けている。また、こちらでDJI製品の修理・点検の受付も可能とのこと。

エリアは画像手前がアドバンスエリア、画像奥がべーシックエリア

各種セミナーなどが開催できる部屋も

 初心者向けのベーシックエリアは幅8.5×奥行き15×高さ9mの飛行エリアで、手持ちのDJI製ドローンのフライト練習はもとより、隣接したDJI製品の販売ブースで展示販売中の「DJI MAVIC」「DJI SPARK」「DJI PHANTOM 4」などの貸出機を、購入前にスタッフのアドバイスを聞きつつ試遊フライトが可能とのこと。DJI製ドローンを購入しようと考えているユーザーにはうれしいサービスだ。

ベーシックエリアの隣、入口側左手に受付とDJI製品販売ブースがある

販売中のDJI製品を実際に試したうえで購入できる

 もうひとつのアドバンスエリアには、LEDの付いた直径2mほどのゲート×4基やフラッグなど、より繊細なフライト技術を練習できるアイテムが設置され、法人向けのさまざまなニーズに特化したフライト練習ができる装備を備えるとのこと。

アドバンスエリアにはゲートをはじめ、さまざまな練習用アイテムを設置

業務用大型ドローンでの利用を想定してか、ゲートの直径は2mと大きめ

 内覧会では、アドバンスエリアを使用したデモでは産業用大型ドローン「MATRICE 200」に赤外線カメラを搭載した機材を用いて、壊れたソーラーパネルを発見する操縦練習を行なった。

 筆者も「MAVIC PRO」を操縦させてもらったが、天井に設置された体育館にあるような大型照明や、壁面10数ヵ所に明けられた採光窓からの光により、施設内は非常に明るく機体を視認しやすかった。

施設内は採光窓が多く、機体が非常に見やすい

 また、屋内施設なので強風などの心配もなく、直射日光がコントローラーに付けた液晶モニターに当たらないことで、カメラからの画像確認もしやすく、初心者が練習をするには最適な空間に思えた。

屋外では見えづらい液晶モニターもこのとおり

 施設の2階にはセミナールームを設けており、今後はDJIキャンプや法人向けのセミナーなども開催予定とのこと。

2階には各種セミナーなどで20~30人が利用できそうなスペースも

 今週末の10月21~22日にはオープニングイベントを実施し、DJI製ドローンが15%オフになるクーポンや、DJI Arenaで使える5%オフのクーポンなどを提供。さらに、抽選でDJI Arena Tokyoの3時間無料クーポンや「DJI OSMO Mobile」、オリジナルグッズなどが当たる抽選会もある。

【フライトエリア利用料金】
 <ベーシックエリア>
  30分800円、1時間1400円(平日)/30分900円、1時間1600円(休日)
 <アドバンスエリア>
   30分1400円、1時間2400円(平日)/30分1600円、1時間2800円(休日)
 <貸し切り>
  3時間5万4000円(平日)/3時間6万4800円(休日)
【営業時間】18~21時(平日)/10~21時(水・土・日・祝日)
【所在地】東京都葛飾区細田3-30-13

施設には駐車場が無いので、車でのアクセスは近隣のパーキングを利用することになる


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