限られた予算内でパフォーマンスをなるべく落とさず、用途に適したPCを組めるPC自作。安いが品質、性能の悪くないパーツをチョイスするなど、構成パーツの選定は難しくなるが、そこは日々、最新パーツに触れるショップスタッフに、相談すれば問題解決。
秋葉原の「パソコンショップ アーク」、「パソコン工房 秋葉原 BUYMORE店」、「TSUKUMO eX.」のスタッフに、オフィスワークや家族のメール、ウェブ、動画視聴などの日常作業向けPCや、その人気は留まることを知らない「PUBG」こと、「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」のプレイを想定したゲーミング向けPCの構成を考えてもらった。
液晶含めて10万円切り!
4コア、低消費なAMD APUで低コストPC環境を構築
秋の自作レシピの2回目は、メールやウェブ閲覧から、動画配信サービスの視聴、軽い写真の編集作業と管理、ワード、エクセルなどのオフィスワークまで、ライトな用途にオススメなPC自作構成を紹介しよう。
PC本体だけでなく、液晶ディスプレーやキーボード、マウスといったPC環境に必要な周辺機器を含めて、10万円アンダーを狙えるPC構成の見積りを「パソコン工房 秋葉原BUY MORE店」の古株スタッフ上月さんにお願いした。
PC本体はOS別5万7000円前後ながら、4コア/4スレッドCPUや安定性に定評のあるマザーボード、電源ユニット、高速、高信頼な鉄板SSDなどを採用しているのがポイントだ。
パソコン工房 BUYMORE秋葉原店 液晶含めてそろえても10万円アンダー、AMD APUで低コストPC自作 |
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CPU | AMD「A12-9800E」 (4コア/4スレッド、定格3.1GHz、TC3.8GHz) |
1万2580円 |
マザーボード | ASUS「PRIME B350M-A」 (Socket AM4、B350、Micro-ATX) |
9180円 |
メモリー | Crucial「CT2K4G4DFS824A」 (DDR4-2400、4GB×2枚) |
8778円 |
SSD | Crucial「MX300 275GB(CT275MX300SSD1)」 (275GB、2.5インチ、SATA3) |
1万907円 |
HDD | なし | |
光学ドライブ | LGエレクトロニクス「GH24NSD1」 (DVDスーパーマルチ) |
1833円 |
ビデオカード | Radeon R7 オンボード | |
PCケース | SAMA「舞黒透 MAIKUROSUKE(MK-01W)」(Micro-ATX) | 3213円 |
電源ユニット | Corsair「CX450M」 (80PLUS BRONZE 450W) |
6278円 |
小計(税抜) | 5万2769円 | |
消費税 | 4221円 | |
総額(税込) | 5万6990円 |
※価格は10月7日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。
※表は税抜価格ですが、パソコン工房 BUYMORE秋葉原店の店頭表記は税込になります。
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