高感度に強いので夜の室内もバッチリ
しばらくじっと見てると、やがて毛繕いしたり寝転がってゴロゴロしたりしはじめたのである。これは大丈夫かなと手を出してみたら、気持ちよさそうに撫でられてくれたのだ。多くの猫が喜ぶ頭から。
撫でてるというかボりボリ掻いてるというか。それが前ページの冒頭写真。
撫でてみると毛があまり汚れてなくてふわふわ。飼われてる猫なんだろなと思う。
ただ頭が右を向いてたので右手を伸ばしちゃったのだ。残るは左手である。
普通のカメラだとシャッターが右についてるから、右手で撫でつつ左手で撮るのって難易度高いのだ。左手の指がつりそうになる。
でもスマホならなんとか左手1本でも撮れるのだ。ありがたや。
最後に、確実に近づける室内の猫ってことでうちの「かふか」を。
iPhone 8って今までのモデルよりちょっと高感度に強くなった感じがあるので、室内でも撮りやすいのだ。夜の室内なんだけど、毛もキリッと写っててうれしい。
まずはキジトラのかふかと白黒の「大五郎」が並んでるカット。
並んでるといってもけっこう離れてるんだけど、2匹並んで何を見てたのかは謎。
こういう構図で撮りたいときは、かふかをタップしてそこにピントを合わせて。
もう1枚、丸い籠の中で丸くなってるとこをアップで。
にしても、iPhoneでこれだけ撮れるとなると日常の写真は全部これでOKになりますな。いやはや。11月に出るiPhone Xが楽しみ。
■Amazon.co.jpで購入
古地図とめぐる東京歴史探訪 (SB新書)荻窪 圭(著)SBクリエイティブ
デジタル一眼レフカメラが上手くなる本 基本とシーン別の撮り方60上原 ゼンジ、桃井 一至、荻窪 圭(著)翔泳社
古地図でめぐる 今昔 東京さんぽガイド荻窪 圭(著)玄光社
筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/
この連載の記事
-
第892回
デジカメ
ライカ風の画作りが楽しめる「Xiaomi 14T Pro」 動いてる猫もブレずに撮れて独自のフィルターも効果的! -
第891回
デジカメ
軽くて小さい富士フイルム「X-M5」が登場! いろんな猫をいろんな「フィルムシミュレーション」で撮ってみた -
第890回
デジカメ
プロ向け動画カメラ、パナソニック「LUMIX DC-GH7」の4K動画から一番カワイイ瞬間を切り出した! -
第889回
デジカメ
ズーム操作も快適! 機動力が高い「iPhone 16 Pro」のカメラコントロールで秋の外猫を望遠撮影 -
第888回
デジカメ
予定よりも早く届いた「iPhone 16 Pro」 2倍&5倍望遠や「カメラコントロール」を使って猫撮影 -
第887回
デジカメ
iPhone 16 Pro発売記念! 歴代iPhoneで撮った懐かしい猫写真を発掘【iPhone 7 Plus~15 Pro Max編】 -
第886回
デジカメ
iPhone 16 Pro発売記念! 歴代iPhoneで撮った懐かしい猫写真を発掘【iPhone 3G~6s編】 -
第885回
デジカメ
”猫撮影の基本”第4弾! 室内猫なら1/250~1/500秒、動く猫なら1/1000秒とシャッタースピードをコントロール -
第884回
デジカメ
黒猫「ミル」の真面目な顔、悔しい顔……黒一色のおかげで目元や口元が際立つ写真が撮れた -
第883回
デジカメ
キヤノン「EOS R5 Mark II」の進化したAFと電子シャッターのおかげで猫に集中して撮影できた -
第882回
デジカメ
軽くて携帯性が高いソニーのミラーレス一眼「VLOGCAM ZV-E10 II」でカジュアルに猫撮影 - この連載の一覧へ