Gen.2の速度に感動! USB 3.1 Gen.2対応のSamsung製ポータブルSSDに注目
Gen.1対応の“T3”とパフォーマンスを比べてみた
ここからは、USB 3.1 Gen.2(10Gbps)対応のASMedia製コントローラーを備えるLGA1151向けマザーボードASUS「ROG STRIX Z270F GAMING」(Intel Z270 Express)を用いたテスト環境に、容量500GBモデルの「Portable SSD T5」を接続。最大転送速度が5GbpsまでのUSB 3.1 Gen.1に対応する「Portable SSD T3」と比べてみた。
LGA1151 CPUの「Core i5-7400」など、テストに使用した構成は以下の通りで、USB 3.1のドライバーはWindows 10(バージョン1703、ビルド15063.540)で導入された「ASMedia USB 3.1 eXtensible Host Controller 1.10」を使用している。
テスト環境 | |
---|---|
CPU | Intel「Core i5-7400」 (3GHz/TB時3.5GHz、4コア/4スレッド) |
マザーボード | ASUS「ROG STRIX Z270F GAMING」 (Intel Z270 Express) |
メモリー | G.Skill「F4-3000C15Q-32GRK」 (PC4-24000、8GB×2) |
SSD | SanDisk「Extreme Pro 240GB」 (SATA3 240GB) |
グラフィックス | CPU内蔵GPU (Intel HD Graphics 630) |
電源ユニット | Seasonic「SS-750KM」 (750W/80PLUS GOLD) |
OS | Windows 10 Home(64ビット) |
USB 3.1 Gen.2の本領発揮! 実測553MB/秒に
USB 3.1 Gen.2コネクターにPortable SSD Tシリーズを接続し、「CrystalDiskMark 5.2.2」のテストサイズ50MiB、500MiB、1GiB、4GiB、8GiB、32GiBの6種類を実施。結果は以下の通りで、データ容量に関係なく、シーケンシャルリードは公称値の540MB/秒を超え、同ライトも519MB/秒と500MB/秒オーバーを記録。
USB 3.1 Gen.1 5Gbpsまでのサポートで、最大転送速度の公称値が450MB/秒となる「Portable SSD T3」と比べて、「Portable SSD T5」はシーケンシャルリード約94MB/秒、同ライト約69MB/秒、4Kランダムリード約108MB/秒、同ライト約52MB/秒高速になっている。
なお、両モデルともにテストデータによるパフォーマンスの低下はなく、安定したリード・ライト性能を発揮している。
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