誰もいちどは耳にしたことのあるフレーズ「そうだ 京都、行こう。」は、JR東海が20年以上前から使用している京都旅行のキャッチコピー。美麗な映像と優雅な音楽のCMを見るたびに、京都に足を運びたくなる方も多いのではないでしょうか?
2017年夏、今年もJR東海は「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの一環として、さまざまな京都旅行の提案をしています。今年は「京都 お茶の宇治・お酒の伏見 満喫の旅」と題したツアーを企画。特徴はふだんめったに見られない京都のレアスポットを中心にした、さまざまなツアーが用意されていること。
今回はJR東海と京都市観光協会によるツアー体験会に参加させていただきました。この夏、どこか旅行に行こうと考えている方の参考にしていただきたいです。京都、マジいい街ですよ。オススメです!
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●京の夏の旅
●【「そうだ 京都、行こう。」】2017年夏特集
「テーマでめぐる京都旅 宇治&伏見」
「京の夏の旅」プレスツアー体験レポート
東京駅から新幹線に乗り、「京の夏の旅キャンペーン」のパンフレットをパラパラと見ているうちに京都駅に到着してしまった。さすが新幹線、超速い! 出発前にいろいろな方から「夏の京都は暑い」と聞いていたので覚悟をしていたのだが、この日は京都駅のホームに降りても東京とほとんど変わらなかった。筆者的にはどう考えても夏のコミケの待機列の方が暑い。
京都駅に集合したツアー一行はバスに乗り、約30分かけてひとつめの見学地「大雲院 祇園閣」に向かった。この寺院はふだんは一般公開されておらず、「京の夏の旅」特別公開として9月30日まで特別公開されている。いきなりレアなスポットの見学である。
大雲院の歴史は古く、天正15年(1587年)に織田信長・織田信忠父子の菩提を弔うため正親町天皇の勅命を受ける形で創建された。当時は別の土地に建てられていたが、昭和48年に現在の位置(大倉財閥創始者・大倉喜八郎の別荘)に移転されたそうだ。
この施設最大の目玉は、なんといっても敷地内にそびえ立つ高さ36mの祇園閣! 36mの塔は祇園祭の鉾をモチーフにした外観で、ランドマークのような存在。この周囲は高層建築物がないのでかなり目立つ。しかもこの祇園閣は登録有形文化財に指定されているそうだ。
祇園閣を見学した後は織田信長と織田信忠の碑と石川五右衛門の墓をまわり、境内にある寺宝の展示室へと進んだ。ここには織田信長にまつわるいくつもの資料が展示されていた。歴史の教科書などでよく見る織田信長の肖像画の原本や、織田信長から贈られた品々を間近で見られるのは、歴史好きにはたまらないはず。
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●大雲院 祇園閣 (だいうんいん ぎおんかく)
特別公開期間:平成29年7月8日(土)~9月30日(土)