富士通クラウドテクノロジーズは8月2日、パブリック型クラウドサービス「ニフティクラウド」において、8月8日から企業向けのサポートサービス「ニフティクラウド エンタープライズサポート powered by FIP」を提供すると発表した。
現在ニフティクラウドでは、無償の導入相談窓口や24時間365日電話対応のトラブル窓口のほか、監視代行などの有償サポートサービスを提供している。
今回、企業のユーザーから問い合わせに対する迅速な回答やセキュリティー上のリスクの最小化、クラウド構成の最適化に向けたサポートや専門知識が必要な支援など、より高度な運用サービスに対する要望を受け、サービス提供にいたったという。
サービス利用者は、クラウドを熟知したサービスマネージャーによる、インシデント管理を通じた改善提案や定期的なアセスメントなどのITサービスマネジメントを受けられ、高い信頼性のもとでパブリッククラウド環境を利用できるという。
また、利用者のニーズや予算に応じて必要なサポートを選択できるように、サービスはメニュー化されている。利用料金と内容は以下のとおり。
エコノミー
内容:インシデント集計・評価など、障害・保守時のフォローおよび迅速復旧を支援。
基本利用料:月額8万6400円
従量課金:4860円/サーバー
スタンダード
内容:エコノミーのサポート内容に加え、計画保守時の事前説明や構成管理など運用品質の向上を支援。
基本利用料:月額27万円
従量課金:1万1880円/サーバー
プレミアム
内容:スタンダードのサポート内容に加え、キャパシティー管理を含むITSM全般を、担当者が利用者の元へ訪問してサポート。
基本利用料:月額54万円
従量課金:2万1384円/サーバー
なおサービスは富士通エフ・アイ・ピーとの連携により提供しており、まずはeast-4リージョンで提供を開始し、今後対象リージョンを拡大していく予定。