お手軽増設にオススメのパーツは?
GPUやメモリーの換装となると、それなりにコストが掛かってしまうし、対応ケースに変更する場合は移植が大変。そこでお手軽ライトアップにオススメしたいパーツが、ファンやLEDテープだ。ファンはケース向けとして、アイネックスの『AK-FN093』が登場しており、Aura Sync対応だけでなく、防振ゴムパッド付きと本来の用途でも十分な性能を持つ。ファンの交換はドライバー1本あればよく、まずは背面や天部のファンをひとつ交換してみるといい。それだけで、ケース内は一気に明るくなる。そのまま、さらにファンを増やしていけば、マザーボードやグラフィックボードなども分かりやすく照らされるので、ひとつよりは2個から考えてみてもいいだろう。
LEDテープは、その名の通りLEDが剥き出しのテープで、ファンと違い、ケースの端などに貼り付けて活用するもの。これは何本も配線したほうが様になりやすく、複数運用する際はマザー側のコネクターが足りなくなるため、RGB 4ピンの分岐ケーブルが欲しいところだ。そもそもマザーボード側にRGB 4ピンが豊富にあるわけではないので、速い段階でひとつ用意しておくといい。分岐ケーブルを導入すると、配線の難易度は増すが、その分、レイアウトの自由度は高くなる。なお、天板部内側の両サイドにふたつ、底面内側の両サイドにふたつというように、対角線上にLEDテープを配置すると、間接照明効果を得やすい。またケースの外側にペタペタと配線してみると、それはそれで存在感アップが妙にアップするので、試行錯誤してみるといいだろう。
ライトアップ完了? では撮影だ!!
というように、ファンやLEDテープであれば、最小の作業で、かつ低難易度でライトアップすることができる。コストも低く押さえられるので、ケース内の清掃がてらトライしてみてほしい。またライトアップをしたら、せっかくなので状態のチェックも兼ねて撮影してみよう。立派なカメラがなくとも、最近のスマホであれば十分撮影できると思うので、部屋を暗くしての撮影がオススメだ。低速シャッター気味になりがちで、手ぶれしそうであれば、画面をタップするなどして露出を下げるといいだろう。ほとんど真っ暗くらいの勢いでもLEDは明るいので、ちゃんと様になった写りになりやすい。
また、完成したら普段使用する環境での照明チェックもしてきおきたい。とくにLEDテープの場合は、ほとんどLEDが剥き出しで、うるさすぎてPC利用の邪魔になる可能性がある。邪魔に感じないかどうか、そのあたりの微調整をしつつ、ライトアップしていくのも、楽しみのひとつと言えるだろう。
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