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ASUSがクローズドイベント「ROGアンバサダーMeeting」開催、国内未発売製品の展示も

2019年02月01日 17時00分更新

文● ジサトラショータ

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 ASUSは1月27日、国内で初めてとなるインフルエンサー向けのクローズドイベント「ROGアンバサダーMeeting」を都内某所で開催した。ASUS製品のレビューや関連情報を発信するインフルエンサー向けに、同社製品の貸し出しなどを支援する「ROGアンバサダープログラム」を開始したことに伴うもの。会場では未発売のプロダクトも含む製品展示のほか、ゲストによるセッションなどが実施された。

未発表製品も展示、今後は日本各地での開催も

ASUS JAPAN株式会社 アカウントマネージャーの佐藤明氏。「よくROGを“ログ”って読んでる方がいらっしゃるのですが、“アールオージー”です」と注意喚起し、会場の笑いを誘う

ASUS JAPAN株式会社 OPプロダクトマーケティング部の吉田ゆみ乃氏によるROGアンバサダープログラムの解説

ポイントごとにランク分けがされ、上位ランクでは得られる特典も豪華に

 ROGアンバサダープログラムは、ASUSのゲーミングブランド「ROG」の製品をメインとした同社のゲーマー向け製品について、SNSやブログ、動画サイトなどで情報を発信し、“ROGの魅力を世界中に広げていく”ユーザーを募集しようという試みだ。昨今隆盛するインフルエンサーマーケティングの一環と言えるが、同社が国内向けにこうした企画を実施するのは初めてとのこと。

 アンバサダー登録後はブログエントリーや動画投稿の報告によりポイントを獲得でき、合計ポイントを貯めることで「Bronze」から「Silver」「Gold」「Platinum」といった上位のランクを目指すことが可能。ランクに応じて、製品貸し出しの優先やイベント・製品内覧会の招待などの特典を受けられる。

 現状、アンバサダー登録はクローズドイベントの会場でのみ可能となっているため、このイベントが初めての登録機会となった。会場には事前に募集された40名近いユーザーが訪れ、アンバサダープログラムの説明を受けたのち、登録を行っていた。今後は3月、6月、9月、12月といったシーズンごとにアンバサダーミーティングを日本各地で開催し、徐々にアンバサダーを増やしていく予定だ。

会場の製品展示。プログラムの対象製品にはROGブランドのほか、TUF Gamingなどのゲーミング製品も含まれている

昨年発売のCPUクーラー「ROG RYUJIN」や電源ユニット「ROG THOR」を組み込んだハイエンドゲーミングPCの動体展示

AMD Threadripper向けの「ROG ZENITH EXTREME ALPHA」、およびインテル第9世代Coreプロセッサー向けの「ROG RAMPAGE VI EXTREME OMEGA」。どちらも日本未発表、未発売の製品だ。

TUF GamingブランドのPCケース「TUF Gaming GT501」。他メーカーとのコラボケースではなくASUS純正である点に注目

ROGの世界設定やストーリーを反映したフィギュア「ROG HORSEM4N(ホースマン)」。ARアプリと連携して遊べる。ROGアンバサダーの登録者にプレゼントされるそう

 説明・登録会の後にはトークセッションが実施されたが、その前後の空き時間にはアンバサダープログラムの対象にもなっている同社のマザーボード、グラフィックボード、ディスプレー、ゲーミングデバイスといった製品の展示を自由に見て回ることが可能だった。すでに販売されている製品のタッチ&トライはもちろん、ハイエンドゲーミングマザーボード「ROG ZENITH EXTREME ALPHA」「ROG RAMPAGE VI EXTREME OMEGA」、TUF GamingブランドのPCケース「TUF Gaming GT501」など国内未発表・未発売の製品もあり、多くの来場者の注目を集めていた。

セッションにはゲーミングブランドならではのゲストが登場

左から、ASUS JAPAN株式会社 アカウントマネージャーの市川彰吾氏、NVIDIA コンスーマー マーケティング マネージャーのnoppo氏、ストリーマーのYamatoN氏

noppo氏。「ROG製品のおすすめは?」という質問に、未発売の「ROG Matrix RTX 2080 Ti」と回答し会場をざわつかせる。ゲームのモチベーションを維持する困難さを聞かれると、「オンラインゲームはアップデートでゲーム性が変わってしまう難しさはあるが、自分はプレイしていたゲームを嫌いになることはなかった」と語った。数々の伝説を残してきたnoppo氏らしい回答と言える

YamatoN氏。ゲームで勝つためのコツについての質問には、「普通にうまいレベルまでなら、まずは楽しんでプレイすること。慣れてきたら、動画などでうまい人のプレイを見て真似したり、情報を集める。プロレベルまで目指すなら、プロレベルのプレイヤーが集まるクローズドコミュニティーに所属するのが一番早い」と回答。元プロゲーマーとしての自身の経験に即した実践的なアドバイスを行っているのが印象的だった

会場からの質問も

 最初のセッションには、「Counter-Strike」の伝説的プレイヤーとして知られるNVIDIA コンスーマー マーケティング マネージャーのnoppo氏と、ASUSがスポンサードするゲーミングチーム「DeToNator」の人気ストリーマーYamatoN氏が登壇。配信中にアピールする方法や、継続のコツといった、インフルエンサーとして活躍するための実践的なアドバイスを行った。

市川彰吾氏によるROGブランドの製品解説

FPSゲーマーには欠かせないハイリフレッシュレートディスプレー

ゲーミングマウスも多くの種類がある

 続いては、ASUS JAPAN株式会社 アカウントマネージャーの市川彰吾氏がROGブランドの製品解説を実施。「ASUSといえばマザーボードという印象の方も多いと思うが、ディスプレーやデバイスなど、ゲーミング向けの製品も幅広く展開している」と語り、会場のユーザーからの質問も受け付けた。

天然の成分を使用したイタリア発のエナジードリンク「GO&FUN」のセッション

GO&FUN JAPANの植草光太郎氏

 また、協賛メーカーとしてイタリア発のエナジードリンク「GO&FUN」を展開するGO&FUN JAPANの植草光太郎氏によるセッションも。天然成分を使用したナチュラルなGO&FUNについて、「キツいエナジードリンクではないので、ゲームで疲れてもうひと頑張りしたい時などに飲んでほしい」とコメントした。

ミーティングの最後にはROG製品の名前を使ったビンゴ大会も。同ブランドの製品などがプレゼントされた

 先に述べた通り、ROGアンバサダーを拡大していくための次回ミーティングも企画中とのこと。おそらく事前応募制となることが予想されるため、興味がある人はROG JAPANのツイッターアカウントをチェックしておくといいだろう。

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