ベンチマーク祭りの前にテスト環境を紹介しよう。ドライバーは5月17日付けの17.5.2を使用している。
【検証環境】 | |
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CPU | Core i7-7700K(4コア/8スレッド、4.2~4.5GHz) |
マザーボード | ASRock Z270 GAMING K6(Intel Z270) |
グラフィックボード | SAPPHIRE SAPPHIRE NITRO+ RADEON RX 580 8G GDDR5 OC(Radeon RX 580)、SAPPHIRE SAPPHIRE NITRO+ RADEON RX 570 4G GDDR5 OC(Radeon RX 570) |
メモリー | Corsair CMU16GX4M2A2666C16R(DDR4-2666、8GB×2) |
ストレージ | Intel SSDPEKKW512G7X1(NVMe M.2 SSD、512GB) |
電源ユニット | SilverStone ST85F-PT(850W、80PLUS Platinum) |
OS | Windows 10 Home(64ビット、Creators Uptade) |
RX 570/RX 580で平均60fps以上は楽勝だった
今回の目的は、人気・注目のゲームタイトルでRX 570/RX 580がどの程度動くか確認すること。そこで、画質はプリセットで一番重い設定、解像度はフルHD/WQHD/4Kの3通りでチェックしてみた。液晶がまだやや高いものの高画質を求めるユーザーに注目されている4Kのほか、ゲーミング液晶の選択肢の多いフルHDやWQHDで快適に動くかどうかをチェックするのが主眼だ。
肩慣らしには、6月のアップデートに合わせてバージョンアップしたスクウェア・エニックス 「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター」の公式ベンチが最適だ。画質は“最高品質”に設定し。スコアーと平均fpsの両方を比較してみた。
スコアーベースで見れば、RX 580なら何と4K&最高品質設定でも“快適”判定となっているが、平均fpsで見ると確実に快適なのがフルHD、WQHDで、少し画質を落とせば平均60fpsが狙えそうといったところだ。RX 570はRX 580よりも性能は下だが、極端に違うという訳ではない。予算が厳しいならRX 570を選んでもよさそうだ。