凸版印刷は4月7日、透過型ディスプレーと高輝度ディスプレーを組み合わせて立体的な演出を可能とした新デジタルサイネージシステム「デュアルサイネージBOX」を開発。信越本線新津駅で公開している。
透過型ディスプレーと高輝度ディスプレーを奥行きを持って配置し、ディスプレーの間には模型やディオラマなどを設置する。前後のディスプレーに異なる表示を行なうことで、動的かつ立体的な演出が可能。
価格は筐体タイプ(47インチディスプレイボックス)で300万円より(カスタマイズ費用、コンテンツ制作費、運搬費、設置作業費などは別途相談)。流通業界や小売業界に向けて4月上旬より販売を開始する。第1弾として、4月8日より信越本線新津駅の待合スペースで公開、電車のブレーキから発生する電力の駅設備の電力に活用する仕組みを紹介する。