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「VAIO、法人向く。」の現在を探る 第2回

スマホ含めて、全法人向けVAIOを試用レポート!!

敢えて法人モデルから「VAIOの魅力」を探ってみる

2017年03月31日 11時50分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII

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ビジネス利用に最適なスマートフォン
VAIO Phone Biz

 昨年発売したWindows 10 Mobileを採用したスマートフォン「VAIO Phone Biz」は、端末内のデータ暗号化やVPN接続への対応など、ビジネス利用に適したセキュリティー機能を装備しているところが魅力。MDMも提供され、導入した端末を一括管理でき、リモートロックやGPSによる追跡機能も用意されている。

 ボディーはVAIOらしいこだわりをもった、アルミ削り出しで、VAIO Z Canvusのミニ版を連想するようなフォルム。5.5インチのフルHDディスプレーを採用し、強化ガラスでしっかり保護。堅ろう性とデザイン性を両立させた。

↑アンテナ部分は樹脂を使用しているが、アルミインゴットからの削りだしで制作。VAIOのロゴもエンボス加工されているこだわりよう。

 CPUはQualcomm Snapdragon 617を搭載し、メモリーは3GB、ストレージは16GBで、microSDカード(最大64GB)を利用可能だ。SIMフリー端末なので、格安SIMを利用できるのもポイント。通信コストを大幅に抑えることができる。

 利用できるLTEバンドは1、3、8,11,19,21で、NTTドコモNTTドコモのキャリアアグリゲーション(2つの周波数帯を使って通信)もサポート。最大225Mbpsで接続できる。

 Windows 10 Mobileの売りの1つ「Continuum」にも対応しているのも特徴だ。別売りの専用アダプターをテレビやディスプレーのHDMI端子に差し、VAIO Phone Bizとワイヤレス接続すると、PCと同様のデスクトップ画面が表示され、PCのような捜査官でアプリを操作できる。キーボードやマウスも接続可能で、ちょっとした作業やプレゼンなら十分快適に動作する。これにより、PCレスで外出できることになり、荷物を大幅軽減できることになる。

↑Continuumを利用してWi-Fi接続。ディスプレーにはPCのデスクトップと同様な画面で操作可能となる。ただし、完全にPCに置き換わるわけではなく、簡単な作業やプレゼンなどを中心とした利用を想定したものとなる。

 働き方改革が叫ばれている昨今。外出先でも普段使っているPCと同様の環境で操作できるVAIO Phone Bizは、小さいながら仕事を革新させるパワーを秘めた製品と言えよう。価格も以前より安くなったので、導入の障壁は下がった。

「VAIO Phone Biz」の主なスペック
OS Windows 10 Mobile
CPU Qualcomm Snapdragon 617 (1.5+1.2GHz)
ディスプレー 5.5インチ液晶(1920×1080ドット)
ストレージ 16GB
メモリー 3GB
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac
カメラ 1300万画素 アウトカメラ/500万画素 インカメラ
インターフェース microUSB、microSIM、3.5mm音声出力ジャック、microSDスロット
無線WAN 3G対応(バンド 1,6,8,11,19)
LTE対応(バンド 1,3,8,19,21)
連続通話時間 約11時間
サイズ 約 77.0 x 8.3 x 156.1mm
重量 約167 g
価格 3万2184円から

ついにAndroid版も登場
VAIO Phone A

 4月6日に発売予定のVAIO Phone Aは、VAIO Phone Bizと同様の外観をしたAndroid版スマートフォンだ。アルミ削り出しボディーと強化ガラスによる堅ろう性と、CPUやメモリー、ストレージといた基本的なスペックはVAIO Phone Bizと同じだが、対応バンドが1、3、8,11,19,21に加え5も利用可能に。

 またデュアルSIM・デュアルスタンバイに対応したことで、microSIMとnanoSIMを1枚ずつ差して利用できるようになった。これにより、ビジネスとプライベートを1台のスマホに集約したり、音声通話用とデータ用でSIMを使い分けて通信費を抑えたりといった使い分けが可能になった。ただし、nanoSIMとmicroSDカードは排他仕様のため、同時利用はできない。

↑SIMトレイを専用工具で取り出し、SIMをセットする。nanoSIMを装着するとmicroSDカードは装着できない。

 さらに、待望のNTTドコモのVoLTEにも対応。よりクリアな音声で通話もできる。もちろんNTTドコモのキャリアアグリゲーションもサポート。最大225Mbpsの高速通信ができる。

 動作は軽快で、価格も2万円台半ばと安く、デザイン的な統一感を求めて、PCと合わせて導入したいところ。安曇野FINISHを経て出荷される高い品質を確保し、キッティングにも対応。Android端末を利用している企業にオススメ。

「VAIO Phone A」の主なスペック
OS Android 6.0.1
CPU Qualcomm Snapdragon 617 (1.5+1.2GHz)
ディスプレー 5.5インチ液晶(1920×1080ドット)
ストレージ 16GB
メモリー 3GB
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac
カメラ 1300万画素 アウトカメラ/500万画素 インカメラ
インターフェース microUSB、microSIM、nanoSIM、3.5mm音声出力ジャック、microSDスロット
無線WAN 3G対応(バンド 1,6,8,11,19)
LTE対応(バンド 1,3,5,8,19,21)
連続通話時間 約11時間
サイズ 約 77.0 x 8.3 x 156.1 mm
重量 約167 g
価格 2万6784円から

 こうして4製品を紹介したが、個人的にはLTE内臓のVAIO Pro 11 | mk2を使いたい。テザリングせずともネットできるのは非常に便利だし、コンパクトさと軽量性、USB-Cに対応した先進性は、数年先でも現役で使えるレベルだろう。

 また、キートップに指紋がつきにくいとか、長期で使ってもテカりにくく刻印も消えにくいという、痒いところに手がとどく仕様も、そういった経験があるだけに、導入担当者に推したいポイントだ。

 直販限定である2つのPCは、先に紹介した導入支援やキッティングサービスのほか、メーカー保証に準じた「延長サポート」や破損や水濡れといった偶発的な事故にも対応する「安心サポート」も用意。運用中も安心のセキュリティー対策や不用になったPC の買取りやデータ消去サービスも用意するなど、メーカー直販ならではのサポート体制を提供している。日本のビジネスユースに特化し、ほかのメーカーではなかなかできないVAIOのサービスとものづくりに、これからますます楽しみである。

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