Socket AM4マザーボード大全 第4回

絶好調なRyzen！　マザーはどれを買う？【GIGABYTE編】

「B350」搭載の多機能モデル
多機能な「GA-AB350-GAMING 3」

　「AORUS Gaming」シリーズほどではないが多機能なのが「B350」を搭載した「GIGABYTE Gaming」シリーズの「GA-AB350-GAMING 3」だ。

　複数箇所が光る「マルチゾーン照明設計」や、カスタム可能な「Accent LED Overlay」、RGB UV、RGBWストリップテープに対応するLEDヘッダピン（5pin）といった「RGB Fusion」機能に、最新ファンコントロール機能「Smart Fan 5」（センサー×6、ファン端子×5）。

　SN比120dBAのRealtekオーディオチップ「ALC1220」、ヘッドホンやイヤホンのインピーダンスを自動認識する「Smart Headphone Amp」、安定した電力を供給する「USB DAC-UP 2」対応USBポートなどを搭載する。

　コストパフォーマンスを重視したゲーミングPC自作に狙い目だろう。

1万5000円前後と手ごろな価格で多機能な「GA-AB350-GAMING 3」。品薄なのが残念だが、4月中旬から5月には改善予定との声も

「USB DAC-UP 2」対応USBポート×1やUSB3.1 Gen2×2などを搭載している

「GA-AB350-GAMING 3」スペック表（※Ryzen CPU搭載時）
フォームファクター	Micro ATX
チップセット	AMD B350
メモリー	DDR4-3200+(OC)対応×4、最大64GB
拡張スロット	PCI Express (Gen3) x16×1、PCI Express (Gen2) x16×2（x4×1、×1×1）、PCI Express (Gen2) x1×2
マルチGPU	AMD CrossFireX
ストレージ	M.2×1(PCI Express Gen3 x4)、SATA3.0 6Gbps×6
インターフェース	DVI×1、HDMI×1、USB 3.1 Gen2×2（Type A×2）、USB 3.1 Gen1×5（背面×4、ヘッダピン×1）、USB 2.0×3（背面×1、ヘッダピン×2）、PS/2×1
ネットワーク	ギガビットLAN×1（Realtek）
サウンド	7.1ch HD Audio（Realtek ALC1120）
価格	1万5000円前後

機能を省いた廉価ゲーミングモデルの
「GA-AB350M-GAMING 3」

　「B350」搭載マザーボードの2枚目は、Micro ATXモデルの「GA-AB350M-GAMING 3」だ。型番では、「GA-AB350-GAMING 3」のMicro ATXモデルに見えるがスペックが大きく異なり、LEDイルミネーション機能「RGB Fusion」を搭載しないほか、オーディオチップがRealtek「ALC1220」から「ALC887」に変更されている。

　さらに「Smart Headphone Amp」や「USB DAC-UP 2」、「Ultra Durable PCIe Armor」といった機能も非搭載になっている。

Micro ATXの「GA-AB350M-GAMING 3」。仕様が「GA-AB350-GAMING 3」と大きく異なる割に、価格差は小さい

計8ポートのUSB端子やDVI、HDMI、D-Sub15ピンなどを装備

「GA-AB350M-GAMING 3」スペック表（※Ryzen CPU搭載時）
フォームファクター	Micro ATX
チップセット	AMD B350
メモリー	DDR4-3200+(OC)対応×4、最大64GB
拡張スロット	PCI Express (Gen3) x16×1、PCI Express (Gen2) x16×1（x4動作）、PCI Express (Gen2) x1×1
マルチGPU	AMD CrossFireX
ストレージ	M.2×1(PCI Express Gen3 x4)、SATA3.0 6Gbps×6
インターフェース	DVI×1、HDMI×1、D-Sub15ピン×1、USB 3.1 Gen2×2（Type A×2）、USB 3.1 Gen1×5（背面×4、ヘッダピン×1）、USB 2.0×4（背面×2、ヘッダピン×2）、PS/2×1
ネットワーク	ギガビットLAN×1（Realtek）
サウンド	7.1ch HD Audio（Realtek ALCALC887）
価格	1万2500円前後

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