ゲーム系ベンチで実力を確認
多くの方が気になるはずということで、ゲーム系のベンチマークも実際に試してみた。まずドラゴンクエストX ベンチマークソフトでは、次の結果になった。
ドラゴンクエストX ベンチマークソフトの結果。フルHDの標準品質でも「快適」の評価だった
| ドラゴンクエストX ベンチマークソフト スコア | |||
|---|---|---|---|
| グラフィック設定 | 解像度 | スコア | 評価 |
| 低品質 | 1280×720 | 10299 | すごく快適 |
| 標準品質 | 1280×720 | 8264 | とても快適 |
| 最高品質 | 1280×720 | 7323 | とても快適 |
| 低品質 | 1920×1080 | 6147 | 快適 |
| 標準品質 | 1920×1080 | 5126 | 快適 |
| 最高品質 | 1920×1080 | 3952 | 普通 |
「ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」と「ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド（DirectX 11）」ではそれぞれ次の結果になった。
ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア キャラクター編 ベンチマーク結果
| ファイナルファンタジー XIV 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編 スコア | |||
|---|---|---|---|
| グラフィック設定 | 解像度 | スコア | 評価 |
| 標準品質（ノートPC） | 1280×720 | 6121 | とても快適 |
| 高品質（ノートPC） | 1280×720 | 3714 | 快適 |
| 最高品質 | 1280×720 | 2774 | やや快適 |
| 標準品質（ノートPC） | 1920×1080 | 3105 | やや快適 |
| 高品質（ノートPC） | 1920×1080 | 1901 | 設定変更を推奨 |
| 最高品質 | 1920×1080 | 1421 | 設定変更が必要 |
ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド（DirectX 11）のベンチマーク結果
| ファイナルファンタジー XIV 蒼天のイシュガルド（DirectX 11） スコア | |||
|---|---|---|---|
| グラフィック設定 | 解像度 | スコア | 評価 |
| 標準品質（ノートPC） | 1280×720 | 3876 | 快適 |
| 高品質（ノートPC） | 1280×720 | 2583 | やや快適 |
| 最高品質 | 1280×720 | 1907 | 設定変更を推奨 |
| 標準品質（ノートPC） | 1920×1080 | 1881 | 設定変更を推奨 |
| 高品質（ノートPC） | 1920×1080 | 1213 | 設定変更が必要 |
| 最高品質 | 1920×1080 | 944 | 動作困難 |
さすがにDirectX 11を利用するような高負荷な状況だと厳しいが、ドラクエ程度なら解像度や品質をあげてもそれなりに快適に楽しめそうだ。
バッテリー駆動時間テストでは、約10時間18分動作
ちなみに「HP Spectre x360 13」ベーシックモデルおよびスタンダードモデルのバッテリー駆動時間は、カタログ値で最大約15時間（MobileMark 2014での計測値）となっている。そこでバッテリーベンチマークソフト「BBench」を使って実際にどのくらい持つのかを計測してみた。なお、BBenchは「60秒間隔でのWeb巡回」と「10秒間隔でのキーストローク」に設定し、満充電状態から電源が落ちるまでの時間を計っている。
その結果、電源プランで「省電力」を選び、画面の明るさを約40％にした場合、10時間18分の駆動が可能だった。カタログ値には及ばないものの、これだけ持てば長時間の会議やプレゼンでも安心といえるだろう。
ACアダプターもコンパクト
「Spectre x360 13」は壁に直付けできるようにするアタッチメントも同梱されており、さらにコンパクトに持ち運べる
「Spectre x360 13」は、高性能かつ非常に洗練されたプレミアムな2in1 PCだ
ここまで見てきたように、「Spectre x360 13」は、アルミ削り出しの洗練された筐体に、360度回転する高品位IPS液晶ディスプレーや第7世代インテルCore i7プロセッサー、超高速なPCIe NVMe M.2対応SSD、BANG & OLUFSEN共同開発のクアッドスピーカーなどを搭載したプレミアムな2in1 PCだ。
前モデルと比べ性能が強化されただけでなく、本体の小型化や薄型化、軽量化などもはかられており、製品としての魅力は大きくアップしている。個人的には今回試した「スタンダードモデル」が性能と価格のバランス的にもっとも魅力的だと感じたが、4K液晶ディスプレーと1TBの大容量SSDを搭載しアクティブペンが付属する「パフォーマンスモデル」も強く惹かれるところだ。しかも、コストパフォーマンスの高さも無視できない製品となっている。
「ベーシックモデル」「スタンダードモデル」「パフォーマンスモデル」のどれを買っても“所有する喜び”を得られるようになっているのだ。
製品には専用スリーブケースも付属する
| 主なスペック | |||
|---|---|---|---|
| 製品名 | HP Spectre x360 13-ac000 | ||
| モデル | ベーシックモデル | スタンダードモデル | パフォーマンスモデル |
| HP Directplus 直販価格（税別） |
13万9800円から | 15万9800円から | 17万9800円から |
| カラー | アッシュブラック（13-ac004TU）、ナチュラルシルバー（13-ac005TU） | アッシュブラック（13-ac006TU）、ナチュラルシルバー（13-ac007TU） | アッシュブラック（13-ac008TU）、ナチュラルシルバー（13-ac009TU） |
| CPU | Intel Core i5-7200U（2.5GHz） | Intel Core i7-7700U（2.7GHz） | |
| メインメモリー（最大） | 8GB（8GB）オンボード | 16GB（16GB）オンボード | |
| ディスプレー（最大解像度） | 13.3型フルHD（1920×1080ドット） IPS、マルチタッチ、300nit、166ppi | 13.3型4K UHD（3840×2160ドット） IPS、マルチタッチ、340nit、331ppi | |
| グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 620（CPU内蔵） | ||
| ストレージ | 約256GB SSD（PCIe NVMe M.2） | 約512GB SSD（PCIe NVMe M.2） | 約1TB SSD（PCIe NVMe M.2） |
| LAN機能 | 無線LAN（IEEE 802.11a/b/g/n/ac）、2×2 | ||
| インターフェース | USB 3.1 Type-C Gen2（Thunderbolt 3対応）端子、USB 3.1 Gen1（Type-A）端子、Bluetooth 4.2 | ||
| カードリーダー | — | ||
| カメラ | 約200万画素Webカメラ／IRカメラ | ||
| キーボード | 日本語配列89キー、キーピッチ約19mm、キーストローク約1.3mm、バックライト | ||
| サウンド機能 | Bang & Olufsenクアッドスピーカー、デュアルマイク | ||
| センサー | 加速度、デジタルコンパス、ジャイロ | ||
| スタイラス | — | アクティブペン（Microsoft Penプロトコル対応、単6形乾電池）、アッシュブラック／ナチュラルシルバー | |
| セキュリティー | TPM 2.0など | ||
| 本体サイズ | 約幅307×奥行き219×高さ13.9（最厚部14.9）mm | ||
| 重量 | 約1.31kg | ||
| バッテリー駆動時間 | 約15時間 | 約9時間 | |
| OS | Windows 10 Home（64bit） | ||
