Thermaltake製の超大型PCケース「Core W200」が登場。TSUKUMO eX.では実機の展示が始まるとともに、販売がスタートしている。その大きさたるや、まさに小型冷蔵庫ほど。とにかくデカイ。ちなみに、昨年3月には下位モデルの「Core WP100」が発売済みだ。
「Core W200」は、全体サイズが475(W)×678(D)×677(H)mm、重量28.9kgという超大型PCケース。本体は、電源やマザーボードの搭載部を装備したデュアルチャンバー構造により、2つのシステムを収納可能。E-ATXマザーボードに対応するほか、最大635mmまでの拡張カードや最大14台の3.5/2.5インチドライブを搭載できるなど、拡張性能は申し分ない。
さらに、「Core W200」の上下どちらにも取り付け可能な「Core P200」もラインナップ。サイズ475(W)×678(D)×249(H)mm、重量10.2kgの本体はケース単体としては利用できないが、2基の電源ユニットや最大600mmまでの水冷ラジエーターを搭載できる。
なお、「Core W200」と「Core W200」を合体させた際には、高さ920mmオーバーの超大型ケースが誕生。底面にキャスターがあるため移動に苦労することはないが、見た目はもはやケースというより冷蔵庫か作業台といったところだ。
ちなみに、製品はフルモジュラー式の「Dismantlable Modular Design」を採用。要は「自分で組み立ててね」ということだが、構築したいシステムに合わせて自由な構造のケースを組み上げる楽しさがあるだろう。
価格は「Core W200」が5万4980円(税抜)、「Core W200」が2万980円(税抜)だ。