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2017年も注目はSIMフリースマホ! 人気端末全カタログ 第5回

コスパで選ぶか性能で選ぶか

SIMフリータブは2万円台前半のファーウェイと高性能モデルのASUSに注目

2017年02月05日 12時00分更新

文● ドロイドさん(アスキースマホ総研

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1万円強からのLTE対応タブレット
ファーウェイ「MediaPad T1 7.0 LTE」

外観、性能ともにシンプル。その分、安価なのが魅力だ

 ファーウェイは非常に安価なLTE対応タブレットも用意している。1024×600ドットの7型液晶を搭載する「MediaPad T1 7.0 LTE」は、税抜1万円強のシルバーと1万円台半ばのゴールドの2モデルを用意。シルバーモデルはクアッドコアCPUに1GBメモリー、8GBストレージとエントリークラスの性能となっている。

 実際の端末を見てみると、非常にシンプルなデザインで、価格相応の感はあるが、SNSやメールのチェック、キーワード検索などには問題なく利用できる。また、LTEの対応バンドも1/3/8/19/41と、ドコモ系SIMとの組み合わせも問題ないほか、通話機能にも対応する。

 とにかく安価な価格が魅力なので、格安SIMと組み合わせて、家族や子供用としても使えそうだ。

カラバリは2色でメモリー/ストレージのスペックが異なる

4:3の縦横比で電子書籍の表示に最適!
ASUSの高性能タブ「ZenPad 3 8.0」

 ASUSの高性能SIMフリータブレット「ZenPad 3 8.0」は、iPadシリーズと同じ4:3の縦横比の画面と、ハイスペックが売りの1台。特にコミックや雑誌など、固定レイアウトの電子書籍に適したモデルと言える。

4:3の高解像度ディスプレーが電子書籍向けと言える「ZenPad 3 8.0」。背面は滑りにくい処理が施されている

 主なスペックは、ディスプレーは2048×1536ドットの7.9型液晶、Cortex-A72ベースの高性能コアも搭載したSnapdragon 650(ヘキサコア)、4GBメモリー、32GBストレージ、8メガカメラ(イン2メガ)、4680mAhバッテリー、Android 6.0など。ネットワーク面では2波のキャリアアグリゲーションにも対応している。7.57mm/320gという薄型軽量筐体も魅力だ。

希少な10型クラスのSIMフリータブレット
ASUS「ZenPad 3S 10 LTE」

 10型クラスのタブレットは自宅で使うことを前提にしたWi-Fiモデルが中心だが、「ZenPad 3S 10 LTE」は貴重なLTE対応のSIMフリー機だ。

最近少ない10型のLTE対応モデル「ZenPad 3S 10 LTE」

 9.7型液晶(2048×1536ドット)を搭載する以外は、ZenPad 3 8.0と共通のスペックが多いが、縦横比4:3のディスプレーが電子書籍用途にはうれしい。横画面での見開き表示で特に威力を発揮しそうだ。また、画面下部のデュアルスピーカーに加え、ヘッドフォン使用時はバーチャルサラウンド再生に対応するなど、動画用途にももちろん向いている。

そろそろ新製品も欲しい!
アプリ充実で性能も高い、iPadのSIMフリーモデル

 LTE対応&SIMフリーのタブレットと言えば、iPadももちろん人気だ。SIMフリー版iPhoneと同様に、対応周波数が非常に多く、国内3キャリアを含めて、海外での利用に圧倒的に便利なほか、タブレットに特化したアプリの充実度でもAndroid機と比較して、明らかに有利と言える。

写真はiPad Pro 9.7。カメラや4色のカラバリなど、iPad Pro 12.9より性能が上の部分もある

 現在は「iPad mini 4」「iPad Pro 12.9」「iPad Pro 9.7」の3モデルが主力。前2製品については、2015年リリースのモデルということでそろそろ最新CPUなどを搭載した新製品を期待したいところ。また、Android機と比べると、どうしても価格は高め。とはいえ、価格は発売当初と比べると、為替の関係もあって値下げされているほか、リセールバリューまで含めると、割高感は小さくなる。


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