独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館(東京国立博物館)と凸版印刷はは12月26日、VR作品「江戸城の天守」を作成。2017年1月4日から東京国立博物館で公開する。
江戸城の天守は現存しないが、史料や歴史考証を元にデジタルで再現。石垣や瓦、金具にいたるまで、江戸城を構成する100万超の部材ひとつひとつをデジタル化。上演では専属ナビゲーターの案内のもと、図面や絵図など史料に加え、現存する文化財や伝統技術を手がかりとした再現過程を紹介。現在の東京の3D地図上に江戸城天守のデータを合成した景色も鑑賞できる。
上演は東京国立博物館 東洋館地下1階「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」、1月4日~3月31日の予定。時間は水/木/金は12時~16時、土/日/祝・休日は11時~16時(毎正時開演、所要時間約40分、毎回定員90名)。料金は500円、中学生・小学生300円(大学生以上は博物館入館チケットが必要、一般1000円/大学生800円。