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ズバッと解決! Windows 10探偵団 第198回

IMEの乗り換え不要!

Windows 10でやっと「クラウド候補」機能が搭載

2016年12月05日 09時00分更新

文● 柳谷智宣 イラスト●てりィS Factory 編集●E島/ASCII

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 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

「設定」から「時刻と言語」→「地域と言語」→「日本語」を開き「Microsoft IME」のオプションを開く

調査依頼
最新の単語を変換するにはどうすればいい?

 ジャストシステムが開発している日本語入力システムの「ATOK」や、グーグルが出している「Google日本語入力」は、早くからクラウド辞書と連携し、最新の単語もさくっと変換できる。これまではクラウド機能を使うなら、IMEを乗り換えるしかなかったが、Windows 10でやっと「クラウド候補」機能が搭載された。

「クラウド候補」の設定を「確認する」もしくは「自動的に確認する」にする

 まずは「設定」から日本語の言語のオプションを開き、「Microsoft IME」のオプションをクリックする。設定画面が開いたら、その中ほどの「クラウド候補」のプルダウンメニューを開き、「確認する」もしくは「自動的に確認する」を選択すればいい。

「あえご」と入力するとクラウドのマークが出たので、Tabキーを押す

 この状態で、辞書にないような単語を変換してみると、候補に「クラウド候補を使ってみる」と現れる。Tabキーでフォーカスを移動させると、Bingの変換候補が現れるのだ。

クラウド候補を使って変換できた

普通は変換できない名台詞もこの通り

 例えば、「いちはらじゅんいち」でクラウド検索すると「石田純一」が候補に出てくる。打ち間違いというよりは、勘違いまでフォローしてくれている感じだ。

 Windows 10が登場して間もないころ、クラウド候補として表示されていた多くの単語が、今では普通に変換できるようになっている。今回、クラウド候補を探すほうが難しかったくらいだ。文句を言われることの多いMicrosoft IMEだが、こちらも日々進化しているようだ。


これでズバッと解決!

 Microsoft IMEの設定から「クラウド候補」をオンにすると、マイクロソフトの検索エンジンBingの変換候補を利用できるようになる


 Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!


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